鳴海ゼミ巡検@倉敷・岡山

私たち鳴海ゼミは、2016年12月1、2日、岡山地方へ巡検に行きました。初日は岡山城、後楽園を訪れました。岡山城では備前焼作りを体験し、湯呑みや小鉢などを作りました。後楽園では紅葉が見ごろで、晴天に恵まれたこともあり、広大で美しい庭園の景色をゆっくりと楽しむことができました。2日目は倉敷の美観地区を訪れ、いがらしゆみこ美術館や倉敷アイビースクエアを見学し、昔ながらの町屋が並ぶレトロな街並みを散策しました。岡山は、歴史を感じさせるような建物や施設がある一方で、町屋を改装したおしゃれなカフェや岡山ジーンズといった個性的なお店があるなど、歴史とモダンが入り混じった素敵な街でした。(2回生・三谷優花)

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竹田城遠足

2016年9月12日、歴史文化学科の1回生は基礎演習の一環として、朝来市にある竹田城跡をバスで訪れました。私は小学生の時に竹田城跡を訪れましたが、あの頃には感じることができなかった、城下町の歴史を積み重ねた落ち着きある雰囲気を味わうことができました。自然を満喫できるハイキングの楽しさを味わったり、ガイドの説明を聞いて古の武士たちの生き様に想いを馳せたり、城跡の頂上からの美しい景色に感動したりと、現地でないと体感できない多くの貴重な経験を得ました。是非また訪れたいと思います。企画してくださった先生方、同行していただいた先輩方、ありがとうございました。(1回生・水埜桃子)

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佐藤・鳴海ゼミ合同合宿@白川台キャンパス

2016年6月28日、新しくできた甲南大学白川台キャンパスにて佐藤ゼミと鳴海ゼミで合同合宿を行いました。合宿では、みんなでバスケットボールやドッチボールをしました。佐藤先生と鳴海先生がともにシュートを決めている姿を見たときは拍手喝采でした。夕食後、卒論や授業など歴史について語り合い刺激を受けあっている学生の姿も見られました。たった1泊2日の合宿でしたが、ゼミ内はもちろんのこと他のゼミ生との交流も図ることができ、学年を越えて親睦を図るとても良い機会だったと思います。(3回生・森田葉月)

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小磯記念美術館での講義@博物館資料論

歴史文化学科では博物館学芸員の資格を取得できます。博物館学芸員とは博物館や美術館において、資料の保存・管理を行うとともに、研究を行いながら展示などを作成する専門職のことです。

この「博物館資料論」は、資格を取得するために履修の必要のある授業のひとつで、授業では博物館の資料の管理などについて学びます。講義は、神戸市立博物館や小磯記念美術館の学芸員3名が担当されており、とても実践的な内容を学ぶことができます。

この授業の一環として、2016年6月11日、六甲アイランドにある神戸市立小磯記念美術館において現地見学を行いました。担当の廣田先生から、「資料がどのように展示されているのか」、「どのような点を注意すべきか」、「資料はどのように保管されているのか」など、座学だけでは分からない様々なことを具体的に教えて頂きました。展示作品の解説のみならず、作品にあたる照明の明るさ、部屋全体の空調など、細かく教えていただきました。

また、バックヤードスペースも見学させて頂き、博物館の裏側を知るだけでなく、その管理の徹底ぶりを知ることができ、私たちは驚きの連続でした。廣田先生への質問の嵐が巻き起こるなど、充実した一日となりました。(2回生・田中景子)

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2016年度 歴文新歓遠足@みんぱく

2016年4月9日(土)、歴史文化学科の新入生の基礎演習として新歓遠足が行われ、一年生、二、三年生サポーター、教員で大阪万博公園内の国立民族学博物館へ行きました。館内では、基礎演習のクラスごとに展示ブースを振り分けて、発表を行いました。午前中は、まだ出会って数日の仲間と発表という課題にぎこちない様子でしたが、お昼をはさむと一年生側から案が多く出され、最終的に各班ごとの個性がつまったまとまりのある発表となっていました。今回の遠足が一年生達の思い出の一つとなっていれば成功でしょう。(2回生・伊集院梢)

集合写真

 

鳴海ゼミ旅行@名古屋

私たち鳴海ゼミは、2015年11月下旬、名古屋へ巡検に行きました。名古屋の歴史と産業を知ろうということで、初日は名古屋城、熱田神宮、オアシス21を訪れました。名古屋城では、敵に攻められにくいような城造りや、生で見る金のしゃちほこに感動しました。2日目は、豆福で豆菓子の工場見学、末廣堂で名古屋扇子の絵付け、トヨタ産業技術記念館での見学を行いました。豆福は、たった3人ほどで豆菓子を製造しており、大変びっくりしました。名古屋は、様々な分野の歴史が残りつつも、名駅周辺は高層ビルが立ち並ぶ都会でした。また、味噌煮込みうどんや名物のモーニングなど、食べ物がおいしい街でした。(2回生・中田花萌)

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授業紹介:西洋史ⅠA(担当:髙田実先生)

この講義では近代ヨーロッパ史について学んでいます。近代ヨーロッパ前後の時代といえば、大航海時代、宗教革命、王政、革命、戦争などのイメージがあり、それらを高校時代に学んできたのではないかと思います。この講義はこのような事実を学ぶのではなく、実際にはどのようなことがあり、どのような背景があったのかを自分たちで考えていきます。自分たちが感じる素朴な疑問が、私たちの歴史観を育てていきます。ただ暗記する歴史から考える歴史を体験して実感してみてください。(2回生・椿野佑太)

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授業紹介:自然地理学(担当:手代木功基先生)

この授業では自然地理について学びます。高校の時の暗記するような勉強ではなく、地震や火山などの自然災害や産地河川などの仕組み、又世界の自然環境などを深く考えるものです。神戸の自然を学ぶ授業では、六甲山の成り立ちや植生などを実際に出かけて調べました。机の上で勉強するだけではわからないようなことを、実際に手で触れて感じることでより一層理解できました。実際の授業で得た知識や体験を自分の生活に活かせる講義だと思います。(2回生・松浦寛)

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大阪巡検:横断演習Ⅰ(担当:木股、中畠、佐藤(泰)、鳴海) 

この講義は文学部内で学科を超えて実施する授業です。今回(2015年10月4日)は行きたい場所をみんなで相談し、かつての大坂三郷北端である大阪・梅田駅界隈を巡検しました。日本一長い商店街である天神橋筋商店街を探索したほか、くらしの今昔博物館、大阪天満宮、適塾、大阪市中央公会堂などを巡りました。各自がそれぞれ担当した場所の簡単な解説を行い、理解を深めました。歩いていると、現代の建物がひしめく街の中に歴史を感じさせる古い建物がいくつもあり、現在と過去を横断するように感じました。先生方の案内もあり、とても濃く、充実した巡検となりました。(写真は適塾を出発する様子)(1回生・松本奈々)

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博物館実習体験記

私は、2015年8月18日から5日間、岡山県立美術館で実習を行いました。実習期間中、特別展の『円空木喰展』が開催されており、展示方法だけでなく、貸出された作品の取り扱いについて詳しいお話を聞くことが出来ました。その間、何度か収蔵庫へ入らせて頂くことも出来ました。洋画、掛け軸、工芸品の取扱いや調書をとる作業がとても難しく、印象的でした。長いと思っていた5日間も、過ぎてみればあっという間で、貴重な体験となりました。(4回生 藤本悠華)

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