教育実習体験記

私は母校の東播磨高校で2週間教育実習をさせて頂きました。数年ぶりに訪れた母校はとても懐かしく非常に新鮮でした。最初は緊張しましたが、生徒達ともすぐに打ち解けることができ、落ち着いて実習を行うことができました。授業は2年生の3クラスを担当し、各クラス進度が違ったり、質問内容も異なるなど大変なことが多かったですが、担当の先生と相談し、どうすれば生徒達にわかりやすい授業ができるかなど自ら考え行動する貴重な機会となりました。実習はたった2週間という短い期間でしたが毎日が学ぶことばかりで、「教師」という存在を尊敬するとともに改めて魅力を感じました。4回生・乙間優菜)

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歴文新歓遠足@みんぱく&ばんぱく

2015年4月12日(日)に歴史文化学科の教員、2回生のサポーター、1回生で、基礎演習の一環として新歓遠足に行きました。国立民族学博物館(吹田市)では、基礎演習の班毎にグループワークを行い、興味のわいた展示物を班で紹介しました。入学して一週間程の1回生同士ということもあって、最初はぎこちない空気が流れていましたが、昼食の後からは笑い声も聞こえ、各班、個性溢れた発表となりました。その後で万博公園で2回生企画のミニ運動会を行い、1回生との交流を深めました。この遠足が1回生の歴文での思い出の一つになってくれたら成功だと思います。(2回生・村上元汰)

集合@みんぱく

写真:参加の1・2回生@国立民族学博物館前

鳴海ゼミ旅行@金沢

私達は2月下旬、ゼミ旅行で金沢に行きました。金沢は北陸新幹線開業直前で賑わっていました。初日は、和菓子作り体験、ボランティアガイドまいどさんによる茶屋町の見学、兼六園のライトアップ見学などに行きました。国登録有形文化財である町屋のゲストハウスあかつき屋に泊まり、オーナーから地域や町屋のことについてうかがいました。2日目は、朝の兼六園、能楽美術館や21世紀博物館のほか、長町武家屋敷跡やその界隈(写真)を見学しました。
金沢は古き良き歴史や文化が息づく美しい町でした。金沢カレーや治部煮などの地元料理も美味しかったです。是非また訪れたいと思いました。(3回生・西村美音)

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横浜・鎌倉旅行 東谷智ゼミ

東谷ゼミでは二泊三日(2014年11月29日~12月1日)で、横浜と鎌倉へ行きました! 1日目と3日目は横浜を中心に、赤レンガ倉庫・山手洋館・横浜県庁・港や開港記念館・中華街などを訪れました。夜は中華の食べ放題でした♡ 2日目の鎌倉では、円覚寺・鶴岡八幡宮・高徳院・切通し・長谷寺を拝観しました。さらに、長谷寺では紅葉のライトアップを見ることができました! 3日のうち2日間は、雨が降り天候に恵まれませんでしたが、東谷先生に解説をして頂きつつ、有名どころをたくさん巡ることができました。横浜の文化や、鎌倉の歴史に思う存分触れることができ、内容の濃いゼミ旅行でした!(3回生・乙間優菜)

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蕎麦打ち体験 鳴海ゼミ

鳴海ゼミでは、日本の伝統文化を体験するために蕎麦打ちを今年から始めました。このゼミに入れば蕎麦が打てるようになるのが目標です。私以外は全員が全くの未経験者でしたので、事前に作り方の勉強会も開きました。手軽に出来ると思い取り組み始めましたが、実際に作ると簡単にはいきません。特に水の量の調節が難しくて全然まとまらず、最初に作った蕎麦は上手に出来たとは言えないものでした。それでもみんなで2回、3回と作っていくうちに上手く出来るようになり、最後に作った蕎麦はみんな満足する内容でした。普段体験できない蕎麦打ちが出来たこと、また、みんなで作り上げる楽しさを味わえたことが良かったです。(3回生・上山瑞季)

 

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地理学民俗学資料研究Ⅱ(担当:中辻先生)

私達は、授業の一環として、5月18日に兵庫県川西市黒川地区で、森林ボランティア団体「菊炭友の会」の活動に参加しました。菊炭友の会では、クヌギの植林等を通じて里山を整備しています。その目的は森林の生物多様性を生み出すことだそうです。今回のフィールドワークを通じて、かつて薪炭等の燃料を生産することで人々の暮らしを支えてきた里山の現状を知るとともに、里山と人々の暮らしの中での今後の課題を発見することが出来ました。(3回生・大賀史織)

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2013年度卒業論文 太期友浩(鳴海ゼミ):よみがえれニュータウン ―明舞団地の高齢化と再生に向けた取り組みから―

1960年代に開発された日本のニュータウンでは、現在、居住者の高齢化や住宅の老朽化といった問題が生じている。この論文では、特に高齢化率が高い明石舞子団地(神戸市垂水区・明石市、1964年開発)をフィールドに、GIS分析を活用しながら、ニュータウンの「いま」と「これから」の姿を探った。

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図 高齢化率と住居の種類

『平成22年国勢調査』小地域統計より作成

2013年度卒業論文 酒々井風香(東谷ゼミ):新選組イメージの再検討-後世の記録と同時代史料の比較をもとに-

新撰組の研究は、史料の残り具合による制約が大きい。明治政府下における敗者側の史料は秘匿・廃棄され、また明治政府側の視点に立った史料が再生産されていくからである。本論文は、新撰組に関する同時代史料を広く集めるとともに、明治以降に作成された史料については、「どの立場から作られた史料か」という点を徹底的に検討し、その上で等身大の新撰組像を描いたものである。「粗暴な芹沢鴨」という「イメージ」がどう作られたのかなど、多くの成果を出した論文である。(文責:東谷智)

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2013年度卒業論文 三柴慶大(出口ゼミ):我が故郷 高砂の活性化についての一考察

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高砂市民には、「祭り」にかける熱い思いがある。私利私欲とは無縁の奉仕だ。「祭り」とは、地元の人達とともに屋台を担ぎ、「一体感」「連帯感」「達成感」を共有しながら新しい地域の歴史を作り、文化を伝承する作業だ。「世代を越えた」「職種を越えた」交流を行う。幼い頃から参加することにより知らないうちに地元への愛着が育まれ、やがて、ゆるぎない郷土愛となる。「祭り」における絆と精神をもってすれば、何でもできるのではないだろうか。「祭り」を通して内側に形成されていく郷土愛という目に見えない意識に正面から取り組んだ卒業研究になった。

 

博物館実習体験記:箕面市立郷土博物館

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2013年7月30日から8月2日までの4日間と短い間でしたが、大学の中だけでは体験できないことを学ぶ、貴重な経験でした。展示構成について考える機会があり、自分の考えを人に伝えることの難しさ、他校の仲間と協力して展示を完成させたという達成感を得ることができました。また、来館者に「来てよかった」や「また来たい」と思ってもらえるのかを常に考えることの大切さ、そのための行動力の必要性を改めて感じました。これからもこの実習で学んだことを生かしたいと思います。山川 和(2013年度卒)