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2017/06/26
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【総合研究所】第66回公開講演会を開催しました

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 6月24日に、甲南大学岡本キャンパス5号館において、朝日新聞社の渡辺雅隆社長をお迎えして、第66回 総合研究所 公開講演会を開催いたしました。

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 総合研究所の胡金定所長がコーディネーターとして進行を務め、13時30分からの第1部 基調講演では、「朝日新聞と大学の連携で未来をつくる」と題して、渡辺社長にご講演をいただきました。
 講演の中で渡辺社長は、「朝日新聞社では、社員約4500人のうち約2000人が記者。使命感、瞬発力、突破力、持久力がとりえである。」と述べられ、30年前の阪神支局襲撃事件、東日本大震災のときの現場取材、その後の継続取材の映像なども交え、「記者が現場に足を運び、取材することが伝統の強み」として、「伝統メディアに触れる機会を作ってほしい。」と話されました。

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 引き続き、14時30からの第2部では、長坂悦敬甲南大学長との対談形式での進行となり、「デジタル時代におけるマスメディアと大学の連携」というテーマのもと、長坂学長からは、「ICTがもたらした教育環境の変化や、教育方法の改革に対応する『教育力の甲南』についての取り組み」が具体例をもって紹介され、渡辺社長からは「ICTがもたらしたデジタル知識社会の変化の中で、『朝日新聞』として若者特に大学生に「知」の関心を持たせ、紙面作りや発信方法などの改革を行っているのか」など、まさに現在進められている改革について、それぞれに意見の交換を行いました。

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 参加した約200名の聴衆(甲南大学生150名、一般50名)は、資料として配付された朝日新聞を手に、マスメディア第一線で活躍されている渡辺社長から知の刺激をうけ、興味深く話に聞き入っていました。

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