甲南大学経営学部は50年以上の伝統の下、学生が自主的に学習に取り組むプログラムを開発しました。それが、全国の大学にない独自の教育プログラム「ビジネス・リーダー養成プログラム(BLプログラム)」です。開設して、今年度で10年目を迎えました。
このプログラムは、経営学部生の学びの3柱で構成されています。
3ヶ月間のフルタイムのインターンシップのビジネス・プロフェッション・コース(BPコース)、語学をしっかり学び海外の大学で専門科目を履修する国際ビジネス指向のグローバル・ビジネス・コース(GBコース)、そして会計スキルの向上のためのビジネス・アカウンタント指向のアカウンティング・プラクティス・コース(APコース)です。
それぞれのコースは、通常の専門科目群とは別に、独自の科目群をもっています。それぞれのコースは、一定の考査に合格した学生だけが2年生から受講できます。選抜された学生は、通常の専門科目を受講しながら、各コースで30単位以上履修します。
これまでに修了した経営学部生は、BPコースは、106人、GBコースは、44人、そしてAPコースは50人となっています。
11月10日に、これまでご協力いただいた企業の皆様、ビジネス・リーダー養成プログラムの卒業生を迎え、10周年記念式典を開催しました。
昨年竣工しました「iCommons」におきまして、長坂 悦敬甲南大学学長もBLプログラム開設当初、経営学部教員としてBPコースを担当したことを踏まえて、甲南大学としてもBLプログラムが高い意義をもつことを述べられました。
「ビジネス・リーダー養成プログラム(BLプログラム)」は、これからもさらなる改善を進め、プログラムの充実をはかり、より多くの有為な人財を育成して参ります。