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2020/02/21
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【経営学部】ビジネス・リーダー養成プログラムBPコース 第11回研究成果報告会 開催

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 2020年1月25日(土)、甲南大学813教室において、「経営学部ビジネス・リーダー養成プログラムBPコース 第11回研究成果報告会」を開催しました。当日は、学生、長期インターンシップ受入企業(アシックス商事(株)、 (株)神戸ポートピアホテル、神戸信用金庫、(株)シマブンコーポレーション、(株)パソナグループ、三ツ星ベルト(株)、ヤンマー(株)、(以上、50音順))、ご来賓として日本学生支援機構、京都先端科学大学、在学生、OB・OGや、経営学部年内入試合格者の高校生151名方々を含めて230名の出席がありました。
 BPコース所属の10期生13名が、インターンシップ期間中に、企業で学んだ中での課題研究成果報告を行いました。例としては、三ツ星ベルト(株)において、2名のインターンシップ生の1名は、将来の自分に適した仕事を確認すること、また、もう一人の学生は、企業の各部署がその企業の信頼性維持にどの様に関わっているのか、会社内部の改善活動の状況などについて研究するという明確な目的意識を持って臨み、企業内の様々な部署の業務などを幅広く経験したことにより、企業の成り立ちについて理解が深まり就職についての心構えが進んだことや、各企業部門の関連性を体得することにより、社員全員が企業理念に基づく行動を基本とし、各部門を思いやる中で一層の改善活動が進展し、企業内外の一層の安心と信頼性を高めることの重要性の理解が進み、人材育成が企業経営の基盤であることを感じたことを発表しました。
 また、㈱パソナグループにおいては、アフリカ青少年交流事業の提案として、3ヶ月間の長期インターンシップ期間中に独自で政府のJICA(国際協力機構)などに出かけ情報収集を行い、将来のアフリカ諸国と日本の相互発展のために、アフリカの青少年たちを日本に招き都会暮らし、田舎暮らしなどを体験してもらうという交流事業の展開を提案して、一層の日本、アフリカとの相互理解を進める礎を築くというグローバルな思いを展開してくれました。   
 また、ご出席された企業の方々よりは、企業での3ヶ月間の実践学習を踏まえ学生ならではの斬新な発想や、自社の社員が当然として見逃していた中に、新鮮な目で新たな課題を発見しており、大変参考になったプレゼンもあり、実際に関係部署においては実現の可能性の確認に向けて業務を進めている。しかし、発見した課題への切込み不足があるプレゼンもあり、自分が実際にその提案を企業内でどの様に生かしていくのかもう一段の研究を進めて欲しいとの期待を込めた言葉なども頂きました。
 来賓の方々より仕事を遣り通すことの仕組み造りや、課題可決の重要性など受入企業様のインターンシップにかける温かな熱意、関係者の方々の情熱を肌で感じられるような講評やお話しをたくさん頂戴しました。
 報告会ののち、iComonns 1階にて懇談会を催し、和やかな雰囲気の席上で、BPコースの学生達が企業の方々と自由に歓談し、学生にはよい刺激になったようで、学生からは「長期インターンシップ」についての理解が深まり、一層積極的に志望したい気持ちがつのったとの声がありました。

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