
全国高校総合文化祭(総文祭)の実施について、甲南高等学校・中学校将棋部の顧問 塩見恵介教諭のコメントが、2020年5月13日付朝日新聞朝刊に掲載されました。
今年の総文祭は7月~8月に高知県で開く予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、インターネットを活用して開催することとなりました。これを受け、音楽の演奏、かるた、将棋など、各部門が実施に向けた動きを見せており、うち将棋については、遠隔での対局についても検討していくとのことです。
一方で、オンラインでの対局は通信が途切れることもあり、通信環境の整備や不正防止が課題となります。例年のように順位を決めるのは難しく、競技ではなく交流の形での実現を目指すとの声も挙がっています。
甲南高等学校将棋部は昨年の総文祭において男子団体戦で優勝する活躍を見せました。顧問の塩見教諭は「新型コロナウイルスの感染防止が第一。交流目的の大会になっても参加することに意義がある」とコメントしています。