
6月26日付毎日新聞(朝刊・10面)の「冤罪の検証機関創設を」と題した記事に法学部 笹倉香奈教授のコメントが掲載されました。
この記事では、今年の3月に再審無罪判決が下りた滋賀患者死亡事件の再審までの過程を紹介し、冤罪捜査の問題は決して過去のものではなく、独立した立場で検証する公的機関を設置すべきだと論じています。
冤罪事件の検証に取り組む「えん罪救済センター」の副代表を務めている笹倉教授は「日本の司法ではアカウンタビリティー(説明責任)という考えが浸透していない。冤罪の検証について、欧米はもちろん東アジア諸国よりも遅れている」と指摘しています。