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2020/08/04
お知らせ

後期授業について

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学生各位

甲南大学長 中井伊都子

 

前期終了までの授業及び試験を、原則Webを活用した形態で実施し、概ね無事に終えることができました。みなさまに真摯に取り組んでいただきましたことに心より感謝申し上げます。

 

前期を経て、大学としてWeb活用授業の可能性を見出すとともに、甲南大学が掲げる「人物教育」においては、やはり対面授業が重要であるということを再確認いたしました。総合大学でありながらもミディアムサイズである本学は、みなさんの健康と安全への配慮のもと、感染症拡大防止策を徹底した上での対面授業の実施を基本とし、状況の変化に柔軟かつ慎重に対応しながら、後期の授業実施方針を探っていきたいと考えています。

 

つきましては、後期授業の取扱い等について、下記の通りお伝えします。事態を見極めながら、さまざまに判断を重ねていくことから、みなさまに最終的な後期授業の実施形態をお知らせするまでにお時間をいただくことになりますが、上記事情をご理解いただけましたら幸いです。

 

 

1. 後期の学年暦について
 後期の授業開始日(9月25日(金))及び定期試験日程(1月22日(金)~29日(金))等は予定通りとします。

 

2. 履修登録について
 履修登録期間(9月15日(火)~10月1日(木))や、抽選登録などの履修に関する手続も予定通りとします。なお、新型コロナウイルス感染症による授業実施形態の変更等による影響を考慮し、履修登録の変更については、原則として10月15日(木)まで柔軟に対応します。

 

3. 新型コロナウイルス感染症の状況に応じた授業対策について
 下表をもとに、状況の変化をみながら後期授業実施方針を検討し、My KONANでお知らせします。

  後期に想定される状況 授業対策
生活上の一般的な注意が求められる状況 原則として対面授業実施としながら、受講者数や教室のキャパシティの関係で密集を避けられない科目についてはWeb活用授業を行う
集団活動に対する一定の制限または注意が求められている状況 キャンパス内の学生数を段階に応じて制約するため、原則Web活用授業としながら、Web活用では教育効果に支障が出る科目を優先的に対面授業を行う
緊急事態宣言の発令や移動の自粛要請がある状況 完全Web活用授業

※この表は後期授業に関するものです。7月下旬の状態であれば状況「2」にあたります。

 

4. 後期における授業実施の形態について
9月3日(木)を目途に見通しをお示ししたうえで、9月25日(金)に後期授業方針を決定してお知らせいたしますが、以下にご留意ください。

  • 後期最初の3週間(9月25日(金)~10月15日(木))は、履修登録期間と重複して おり、履修者数が確定しないことから、後期授業実施方針に関わらず原則としてWebを活用した授業を実施する予定です。
  • 後期開始時にすでに履修者がほぼ確定している授業(実験・実習・演習)などについては、第1週から教室での対面授業を実施することがあります。実技は感染症の状況に応じて対面授業の実施を判断します。
  • 4週目以降については、各授業がシラバスで公表する授業形態で授業を実施します。
  • 感染症の状況によっては授業形態を随時変更する可能性があります。なお、全ての授業をWebを活用した授業により実施せざるを得ないこともあります。

以上

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