
8月26日付朝日新聞朝刊に掲載のコラム「折々のことば」にて、文学部社会学科 田野大輔教授の著作『ファシズムの教室』からのことばが紹介されました。
「折々のことば」は、かつて朝日新聞の朝刊1面に掲載されていた大岡信の名コラム「折々のうた」の後継的なコーナーであり、哲学者である鷲田清一氏が古今東西の名節からTwitterのつぶやきまで、様々な「ことば」を紹介しています。
『権威への服従が人びとの責任感を麻痺させ、残虐な行動に走らせる。』という一文には、ユダヤ人迫害から現在の差別発言まで、人が「正義」を装って他者を攻撃する心理を的確に捉えているように感じます。