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2021/01/05
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【理工学部/自然科学研究科】第15回『甲南の教員が解説するNobel Prize 2020 化学賞』を開催しました。

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20201224日(木)に第15回『甲南の教員が解説するNobel Prize 2020 化学賞』を開催いたしました。

 

 

これまでは、「SaLaCoランチョンセミナー」として開催していましたが、新型コロナウィルス感染症による状況等を鑑み、「ランチ」形式は取り止め、「対面/オンライン」による併用型のセミナーとして開催しました。

今回、オンライン形式を導入したこともあり、本学教職員・学生のすべてがオンライン(zoom)で参加することが可能となりました。また、会場についても、これまでは理工学部7号館の「サイコモンズ(SaLaCo)会場」のみで開催していましたが、14号館多目的レクチャールーム、そして、フロンティアサイエンス学部(FIRST)があるポートアイランドキャンパスでも中継しました。

 

さて、2020年度のノーベル化学賞は、遺伝子工学の技術である「ゲノム編集」について、画期的な方法を発表した二人の女性科学者に焦点をあてた解説でした。

今年の化学賞について解説いただいたのは、理工学部 生物学科 久原篤先生と自然科学研究科 生物学専攻 修士課程の水野賢美さん。久原先生からは、2020年ノーベル化学賞の全容を解説いただき、水野さんからは自身の研究に活用した実験内容について発表いただきました。

 

ゲノム編集については、「遺伝子組み換え技術」に代表されるように、私たちの日常生活にも密接に関係し、様々な生活や環境などに貢献しています。一方で、人に対する技術の応用等では、社会倫理面で問題が多く含んでいることもあります。
二人からは、自然科学系の方々のみならず、人間や食品の遺伝子組み換えに関する法律など、人文・社会系の方にも非常にわかりやすく解説いただきました。

 

12/24(木)ランチョンセミナーの様子】

 ※マスクは写真撮影時のみ外して息をとめております。
※写真はクリックすると拡大されます。

 

新年度を迎え、113日(水)に第16回『甲南の教員が解説するNobel Prize 2020 理学賞』を開催いたします。
(ご参加は学内者のみとさせていただいております。)
今回も「対面/オンライン」による併用型のセミナーとして開催いたします。
多くの方のご参集お待ちしております。

 

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