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2021/02/02
学生

【経営学部】ビジネス・リーダー養成プログラムBPコース第12回 研究成果報告会を開催

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 2021年1月23日(土)、岡本キャンパス521教室において、「経営学部ビジネス・リーダー養成プログラムBPコース 第12回 研究成果報告会」を開催しました。当日は、昨今の新型コロナ感染拡大の環境下で、長期インターンシップ受入企業(神戸信用金庫、 (株)神戸ポートピアホテル、(株)シマブンコーポレーション、(株)パソナグループ、三ツ星ベルト(株)、ヤンマー(株)、ヤンマー(株)関連会社((株)神崎高級工機製作所、ヤンマーエネルギー(株)以上、50音順))のご来賓の方々にはインターネットによりご出席頂き、会場には在学生や教職員など50名の出席により総勢70名の方々のご出席を頂き、初めてのオンライン・対面併用型の報告会となりました。

 

 BPコース所属の11期生15名が、インターンシップ期間中に、企業で学んだ中での課題研究成果報告を行いました。例としては、三ツ星ベルト(株)において、2名のインターンシップ生は毎日、「ZOOM」によるリモート研修により、普通の企業の従業員の様に午前、午後のミーティングにより課題の進捗報告や業務連絡を受けながら、課題設定からデータ分析などを通して課題解決、報告書作成に至るまでご指導を頂き、将来のリモートワークスタイルを経験しながら、課題解決の手法などを学び取り、課題発表はもとより、リモートワークを通じて人と人とのつながりの重要性を新たに認識をし、多くの授業員の方々とのアンケート収集や意見交換などを通じて企業の経営基盤としての経営理念や信頼性に基づいた人事制度の構築が重要であることを感じたことを発表しました。

 

 また、㈱パソナグループにおいては、4人の学生が日本の政策と日本の課題をテーマとしている政府の官公庁事業部のビジネスをテーマとして、東北大地震後の「福島県の復興促進のための創業促進事業」や「防衛省の隊員減少に対応する採用活動」「活躍する女性のためのリカレント教育」「地域商店街活性化のための外部人材活用」などをテーマとして、東京の各官庁などを訪ね情報収集を重ね報告をしました。当初は同社の大阪事業所での研修とリモートワークを主体とした課題解決の資料収集などの研修指導が中心でしたが、11月より新型コロナ感染対策を講じた中で東京での現場研修となり政府官庁などへ出かけ情報収集にあたり、報告書作成につなげました。企業の来賓の方々よりは、この様な新型コロナ禍の下でよく頑張って最後まで遣り遂げたとのねぎらいの言葉を頂きました。また、3ヶ月間の実践学習を踏まえ学生ならではの斬新な発想や、新鮮な目で新たな課題を発見しており、大変参考になったプレゼンもあり、一部では実際に関係部署において実現の可能性の確認に向けて検討を進めている。しかし、発見した課題への切込み不足があるプレゼンもあり、自分が実際にその提案を企業内でどの様に生かしていくのかもう一段の研究を進めて欲しいとの期待を込めた言葉なども頂きました。

 

 来賓の方々より仕事を遣り通すことの仕組み造りや、課題解決の重要性など受入企業様のインターンシップにかける温かな熱意、関係者の方々の情熱を肌で感じられるような講評やお話しをたくさん頂戴しました。

 

 会場ではBP12期生達(現2年生)が出席しており、学生からは「長期インターンシップ」についての理解が深まり、今年は自分達がより一層積極的に参加して立派な成果を発表したいとの声があり、大変稔り多い報告会となりました。

 

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