在学生の皆さん
国際交流センター所長 松川恭子
昨年来、新型コロナウイルス感染症のため、世界中の国・地域が外務省による感染症危険情報レベル2以上に指定されています。本学では、これまで感染症危険情報レベル2以上の国・地域への渡航を一律に禁止するという方針をとってきました。
しかし、国内外でワクチン接種が進んできたことや、文部科学省から大学間交流協定等に基づく海外留学プログラム等について、学生の安全確保に万全を期することを前提として再開を認める通達があったことを踏まえ、本学の新たな方針として、協定校留学等(官民協働海外留学支援制度を含む)は、渡航先が外務省感染症危険情報レベル2以上であっても、個別の事情を考慮して判断することにしました。
この方針により、国や地域の感染状況・感染防止策を十分に把握でき、学生への支援体制を取ることが可能な協定校等に限り、2021年度秋出発より留学プログラムを一部再開します。ただし、渡航先は感染症危険情報レベル2以上の国・地域となることから、個々の留学先の状況により可否を判断していくことになります。仮に渡航できる場合でも、コロナ禍における留学であることから、ワクチン接種を当該学生に強く推奨します。なお、今回決定された協定校等への留学以外の海外渡航については引き続き禁止しております。
学生の皆さんが希望する留学プログラムの完全再開に向けて、まだ道のりは長いのですが、国際交流センターは、今後とも変化する状況に合わせ、個々の学生への「FITなリューカツ(留学活動)」を進めてまいります。岡本キャンパス2号館1階の国際交流センター事務室では常時、留学に関する相談を受け付けています。いつでもご連絡ください。