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2022/01/01
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【スポ健リレーコラム】[第6回]
昼間に元気が湧いてこない!
コロナ禍に陥りがちな夜型化に要注意!!

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昼間に元気が湧いてこない!

 

コロナ禍に陥りがちな夜型化に要注意!!

 

 

 2020年4月に最初の緊急事態宣言が発出されてから既に1年8カ月。新様式の生活スタイルにも慣れてきた半面、いい加減体も心も疲れてきているのではないだろうか。さて、我々が2020年6月に行った学生を対象(1897名)に生活習慣・運動習慣・ストレス状況に関するアンケート調査を行った結果、就床時刻で最も多い時刻帯が0時~2時で53.2%、更に全体の80.2%が0時に就床しているという結果がでた。また、起床時刻については8時~9時で34.4%、9時以降においても34.6%と、とても高い割合で起床時刻も遅延している。コロナ禍は生活が夜型化し、更に活動量や運動量も減少することで、睡眠の質も悪くなりがちだ。

 

 

 生活が夜型になると何が問題なのだろうか。まず、午前中に深部体温が上がらず、朝ご飯を食べたくなくなったり、糖質を摂取しないことで活動力・集中力が低下する。その結果、色々なパフォーマンスが向上しない。午前中からぼーっとした状態が続き、夕方頃から元気になり始め、夜になっても眠れない…このような悪循環に陥ることになる。実際、朝型の人は、一日中一定のパフォーマンスを発揮できるのだが、夜型の人に至っては、19時~22時の最大パフォーマンス時に比べて、午前中に同じテストを実施するとその点数は26.2%も低いことが分かっている(Facer-Childs E et.al., 2015)。

 

 コロナ禍による生活の夜型化は、昼間の社会的活動時間帯に大きく影響を及ぼす。そのため、むしろ積極的に朝型へ移行させる努力が必要だ。朝、早起きし、陽の光を浴びて、朝食を摂る。そして昼間は少しでも体を動かすように、エレベーターでなく階段を使ったりする。そうすることで、夜に睡眠を誘発するホルモンであるメラトニンが適切に分泌される。その結果、徐々にクロノタイプが朝方に移行し、昼間の活動に活力が湧いてくるというわけだ。これからもコロナの影響は続きそうだ。社会活動の基盤は、全て自分の体が健康であってこそ。是非、脱夜型化を心がけよう!!

 

平均的な就床時刻 平均的な起床時刻

 

(スポーツ・健康科学教育研究センター / 共通教育センター 曽我部 晋哉)

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