
『近代柔道2月号』には、曽我部教授が執筆された記事が掲載されています。
現在「中・高生のためのやさしいスポーツ医学」を連載中です。第42回目となる今回のテーマは「膝のケガでよく聞く前十字靭帯損傷とは?―前十字靭帯損傷―」です。
実は、手術が必要な膝のケガで最も多いのが、膝前十字靭帯損傷です。柔道やラグビーなどのコンタクト・スポーツの場合、膝の外側から相手にのられた時などに、内側側副靭帯と一緒に損傷することが多いようです。内側側副靭帯が完全に切れることはそれほど多くありませんが、前十字靭帯は完全に切れてしまうこともよくあります。今回は前十字靭帯損傷のメカニズムについて解説しています。