
細胞学研究室4年生の島本侑奈さんが、3月14日〜19日に開催された第69回日本生態学会大会で、 ポスター優秀賞を受賞しました。
アリ科は発達した真社会性をもつことから、陸上生態系の中で特に繁栄しています。その反面、遺伝的に近い仲間が狭い巣の中で一緒に生活しているため、一度病原菌が侵入すると一気に広がるというリスクがあります。アリ科では、それに対するさまざまな衛生行動が進化していますが、今回の研究では、幼虫や蛹に対する新たな衛生行動を発見し、その生態学的な意義を調べました。おめでとうございます。