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2022/03/22
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2021年度スポーツ・健康教育研究会を開催しました

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 スポーツ・健康科学教育研究センターでは、毎年スポーツ・健康教育研究会を開催しています。今年度は2022年3月17日に、Zoomによるオンラインでのスポーツ・健康教育研究会を開催し、昨年度に引き続き「コロナ禍における大学体育」をテーマに実施しました。

 

 運動競技総合定期戦でも交流のある学習院大学スポーツ健康科学センター高丸功教授には、「スポーツ健康科学科目 新型コロナ感染症への対応」、甲南大学スポーツ・健康科学教育研究センター兼任研究員/共通教育センター教授 水澤克子教授からは、「Webを活用した講義について ―甲南大学の取り組みについてー」、同曽我部晋哉教授からは「コロナ禍における身体活動量調査・心理的ストレス反応尺度の結果・考察」について講演をいただきました。 

 コロナ禍において両大学では、Webを活用し実技や講義のオリジナル動画を作成・配信するなど、受講する学生や教職員が協力して未曾有の環境変化に対応していったことの詳細が報告されました。また、受講している学生達も担当している教員も対面による実技の実施及びコミュニケーションの重要性、このような環境下での成績評価の難しさをあらためて実感できたことも報告されました。コロナ禍における身体活動量・心理的ストレス反応についての報告では、昨年度同様、大学においては、次世代の社会を担う若者を輩出するために、健康を損なわず、可能性に満ちたそれぞれの人生を歩んでもらうべく、知識と実践の場を提供することが重要な使命であり、学生に対する身体活動量の確保の方策を考える必要があることが示されました。

 

 保健体育科目を担当する先生方の講演の後、参加者の方からの質疑応答・意見交換の時間をとり、時間の許す限り活発な意見交換を行いました。

 

 最後に鵤木所長より演者の先生方に御礼が伝えられ、また、本学と関係の深い学習院大学とはもっと共有できる部分があり、今後のさらなる両大学の連携を図ることの重要性について話され、研究会は終了しました。次年度以降も研究会を実施する予定ですのでご期待ください。

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