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2022/04/12
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【知能情報学部/自然科学研究科】永田亮准教授が言語処理学会第28回年次大会において委員特別賞を受賞されました

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言語処理学会は、AI分野の一つである自然言語処理にかかわる国内最大の学会になります。大会委員が新規定、将来性、有用性の観点で評価し選出する賞になります。2022年度は、365件の発表の中から16件の発表が選出されました。

 

 

 発表タイトル

「分散表現を用いたロマンス語同源語動詞の意味変化の分析」

 

 

研究内容

ラテン語とそこから派生したロマンス諸語(フランス語、スペイン語など)における単語の意味変化を数理的に分析した研究です。AI技術を用いて、単語の意味変化に関係する要因を分析しました。AI技術は、産業に盛んに応用されていますが、本研究のようにデータサイエンスへの応用も期待されています。ラテン語とロマンス諸語の間には長い年月の隔たりがあるため、意味変化の要因特定は非常に難しく、まだまだ解明されていない部分も多いですが、我々の研究で新しい知見が得られています。このような新規性により、委員特別賞受賞に至りました。

 

言語処理学会第28回年次大会表彰一覧(NLP2022>>>

 

 

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