7月15日から24日まで、アメリカ・オレゴン州ユージンにて、第18回世界陸上競技選手権大会が開催されます。
この大会は、コロナ禍の影響で2021年開催予定でしたが、1年延期されました。
この世界選手権が新設された経緯をご存知でしょうか。
この世界選手権は、オリンピックと比べると歴史は浅く、1983年に第1回大会がヘルシンキにて開催されました。
新設された経緯としては、1980年モスクワオリンピックで、開催国であった当時のソビエトがアフガニスタン侵攻に、
日本を含めた西側諸国がボイコットしたため、真の世界一を決める大会を実施しようと新設された大会です。
私自身、5大会日本代表として出場しました。スケールの大きな大会でした。
皆さんも、現在の世界情勢とこの大会が新設された経緯を考えながら、
是非、テレビなどで真のアスリート世界一を決める大会を、見ていただければと考えます。
(スポーツ・健康科学教育研究センター/全学共通教育センター 伊東 浩司)