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2022/12/16
学生

法学・政治学を学びながら教員を目指す! 念願の夢を叶えたWさん

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 甲南大学法学部では、法学・政治学を中心に歴史なども学びながら、中学校(社会)および高等学校(地理歴史、公民)の免許を取得することが可能です。今回は中学生のころから「教員になりたい!」という夢を抱き、甲南大学で見事に叶えられたWさんにお話を伺いました。

 

 

Q.1 教員を目指すきっかけは何ですか?

 

 中学時代の担任だった先生の影響が大きいです。クラスをまとめきれず悩んでいたとき、進路になやんでいたとき、どんなときでも親身になって寄り添い、支えてくれました。その先生を見て、子どもたちの成長の力になれることに強い魅力を感じ、教員を志すようになりました。

 

Q.2 甲南大学法学部に入学した理由は? また、実際に入学してどうでしたか?

 

 姉も甲南大学に通っており、甲南大学のことを知っていました。また、学生と先生の距離が近いということも魅力に感じていました。法学部を選んだ理由は、中学:社会、高校:地理歴史、公民の3種類の教員免許が取得可能だったことと、社会のルールを学ぶことで、将来子どもたちに指導する際に必ず役に立つと思ったからです。実際に法学部での学びは生活に密接に関係する内容、例えば私たちが毎日のように行う「契約」や、アルバイト先での雇用に関することなど、日常的に役立つことを学ぶ機会も多くありました。

 

 ゼミは「日本政治思想史」を学ぶ尾原教授のゼミに所属していました。ゼミでは、日本の名著を深く掘り下げ、出版された時代の背景、歴史や当時の思想などを学び、現代に通ずる物事の考え方、これからの時代をどのように生き抜いていくかを考える貴重な時間を過ごすことができました。この学びがあったからこそ、今ではニュースや報道を見たときに、自分なりの解釈を用いて考えられるようになりました。

 

 法学部に入る人は、将来、法曹(裁判官・検察官・弁護士の総称)を目指す人が大部分だと思っていましたが、実際に入学してみると、法学・政治学以外にも歴史や思想を学ぶ機会もあり、興味関心のあることを幅広く学べることが魅力だと思います。卒業後の進路も、公務員、民間企業など幅広い進路を実現している友人も多くいます。

 

Q.3 甲南大学で身につけた力はどのようなものですか? また、卒業後、どのように活かせると思いますか?

 

 甲南大学で身につけた力は「行動力」だと思います。教員を目指すためには、法学部で卒業に必要な授業に加えて、教職課程(教員免許を修得するために履修しなければならない科目)も履修しなければなりません。そのために、仲間と協力して互いに授業のポイントを教え合って取り組みました。また、悩んだり困ったりしたときは、先輩方、先生方や事務職員の方々に相談し丁寧に教えていただくことも多くありました。手厚いサポートをいただいたおかげで、わからなければ調べる、アドバイスを求める、仲間と一緒に知恵を絞る、という前向きに行動する力が身についたと感じています。

 

 

 

 学業以外にもバドミントンサークルでチームをまとめる幹事として活躍していたWさん。まさに文武両道で充実したキャンパスライフを過ごされていますね。

 1人ひとりの夢を応援できるのも、大きすぎないキャンパス「ミディアムサイズ」の甲南大学だからこそ。

 ぜひ甲南大学に一度足を運んで魅力に触れてみてください。

 

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