12月17日(土)、恒例の「ゼミ甲子園」が行われました。
ゼミ甲子園とは、全3年次を対象として、ゼミナールごとに日頃の勉強の成果を披露しあう、経営学部学生協議会主催の行事です。今年度で16回目を迎えることができました。
例年ならば、会場で多くの他ゼミ生や教員の前でプレゼンテーションを行うのですが、今年度も、昨年度に続き、感染対策を講じる形での開催となりました。今年度は、同じ時間帯の発表ゼミ3~4ゼミ生も同時に入室することができ、また、事前予約で受け付けた経営学部生、また保護者の皆さまや高校生など甲南大学生以外の方も入室することができました。さらに、オンラインでの生配信も実施し、参加できない学生やご家族にもご覧頂けるようになりました。今までのような多くのオーディエンスで会場を埋めることはできませんでしたが、オーディエンスを入れての開催で、プレゼンターは、緊張感を持ってプレゼンテーションを行うことができたと思います。
そのような中で、16ゼミの日頃の学習成果が発表されました。教員3名、職員2名が、論理性、情報収集力、考察の深さ、プレゼンテーション力、スライドの完成度の観点から審査を行いました。その結果、優勝は若林ゼミ(「地政学リスクと企業経営」)、2位は西村ゼミ(「~オレギョに新たな感動を~」)、3位は佐藤ゼミ(「花のくちづけを若年層へ」)、が受賞しました。おめでとうございます!
今年の3年次生は、コロナの影響をまともに受けた学年でしたが、そのような中でも、それぞれ工夫しながらゼミ活動を行ってきました。内容の濃いプレゼンテーションを行った各ゼミ生の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、まだまだ配慮が欠かせない厳しい状況においても、経営学部恒例の行事を無事開催できたことは、とても有意義なことだったと思います。開催に尽力した学生協議会の皆さん、審査をご担当頂いた先生方、職員の皆さまに御礼を申し上げます。
来年は、通常通り、多くの聴衆を前に、熱気あふれるプレゼンテーションが行われるゼミ甲子園が開催できますように!
(経営学部 教授 三上 和彦)