このたび、大学院自然科学研究科博士後期課程の本村晴佳さんが、時実利彦記念神経科学優秀博士研究賞を受賞しました。本村さんの「線虫の温度馴化を制御する脳腸連関のネットワーク」の解析が対象となりました。

　本賞は、神経科学・脳科学分野における博士課程在学中の大学院生あるいは博士号取得2年以内の若手研究者を顕彰し、日本における同分野の研究の更なる発展を促進することを目的としています(公式HPより抜粋) 。

　数十人の応募から書類審査による一次選考の後に、二次選考として12名の候補者が7月20日にの口頭発表と質疑応答を行い、5名の受賞者が決まりました。

　仙台国際センターで開催された日本神経科学会(会員数約9500人)の年会にて授賞式が執り行われ、日本神経科学学会 山中宏二 学会長等より祝辞を頂きました。過去約50名の受賞者の中で関西の私立大学からは2例目の受賞となりました(2019年 甲南大生物の岡畑美咲さん以来)。

　理工学部 生物学科 での卒業研究から開始した研究が実を結びました。

　この度の受賞、誠におめでとうございます。