令和5年11月11日（土）13時30分から甲南大学甲友会館において「2023年度スポーツ・健康教育研究会」を開催いたしました。世代を問わず総勢125名の方にご参加頂きまして誠に有難うございました。 

　本研究会を主催しましたスポーツ・健康科学教育研究センターは、2004年に“健康”をキーワードに社会の問題を解決するための調査・研究を行い、最新の知見を社会に還元することを目的の一つに設立されました。

　今回の研究会では、登壇者の講演・発表のみならず、会場全体の皆様の積極的な参加により有意義なディスカッションを行うことができ、夢のある未来について語り合えました。 

「会社経営においてこれまで最も苦労した点は何か？それをどのように解決されたのか？」、「指導者が考えるリーダーシップとは？学生の立場からは？」、「今後の将来を担う若者の育成のために、具体的にはどのような取り組みをしているのか」など、様々な観点から「心と体」を捉え、最後のパネルディスカッションでは会場全体が熱い空気に包まれました。 

　参加者からは、「積極的に運動しようと思った」「リーダーシップを発揮していく必要性を聞くことができて良かった」「経営者として甲南でのスポーツ活動経験から得た精神的な資質や創設者の理念、言葉を生かしながら、「創造性と革新性」を持って新しい時代のニーズに向けて努力し活動している姿に感銘を受けた」などの感想が寄せられました。

　2024年に当センターは設立20周年を迎えます。これからも、皆さまの熱い期待にお応えして、我々は更なる研究・調査・取り組みを推進して参ります。ご参加頂きました皆様におかれましては、研究会において素晴らしいご意見の数々を頂戴し、本当に有難うございました。また、次回の20周年記念研究会でお会いできますことを楽しみにしております。

スポーツ・健康科学教育研究センター　所長　曽我部　晋哉