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2023/12/08
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「国際都市KOBE推進シンポジウム」開催 神戸のグローバルな発展に向けて、多文化共生や留学生の定着などの課題を討論<12/2>

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2023年12月2日(土)、甲南大学甲友会館にて、「神戸国際コミュニティセンター(KICC)×大学連携 国際都市KOBE推進シンポジウム」を実施しました。当日はシンポジウムにあわせて入退場自由の「展示・体験ブース」もKONAN INFINITY COMMONS(iCommons)に設置され、会場は多くの人でにぎわいました。

 

シンポジウムの始めには中井伊都子学長(甲南大学)の開会挨拶、久元喜造神戸市長の来賓挨拶があり、続けて基調講演として、群馬大学 大学教育・学生支援機構 学生支援センターの結城恵教授から神戸における多文化共生や留学生の定着に向けた取り組みについてお話いただきました。その後、KICCから神戸における多文化共生について、甲南大学からはKONANグローバル戦略とグローバル教養学環の設置について、それぞれの講演を行い、パネルディスカッション「KOBEで世界とつながるアクション検討会」がスタート。神戸市、KICC、およびKICCと協定を結ぶ神戸市内の大学(甲南大学、神戸市外国語大学、神戸常盤大学、日本経済大学神戸三宮キャンパス)が登壇し、留学生の定着に向けた魅力あるKOBEづくりに向け、それぞれの取り組みと現状の課題を共有しながら、神戸市のグローバルな持続的発展のための意見交換がなされました。ファシリテーターの結城教授が「人と人、大学と大学がつながり、地域が活性化していく」とパネルディスカッションを締めくくり、シンポジウムは長坂悦敬学校法人甲南学園理事長・神戸国際コミュニティセンター理事長からの閉会挨拶で幕を閉じました。参加者からは「神戸発展に向けての思いが全員に感じられて良かった。」「自分が持っているもので出来ることを探し出し、チャレンジしていきたい」「留学生の就職定着のためには、企業の理解や協力が重要」など前向きな声が寄せられました。

 

甲南大学では2024年4月新設のグローバル教養学環(STAGE)において、地域課題を解決するプロジェクト型学習などでKICCと連携していく予定です。今後も甲南大学およびグローバル教養学環(STAGE)の学びにぜひご注目ください。

久元喜造神戸市長の来賓挨拶
パネルディスカッション
参画機関関係者一同
展示風景
展示ブース風景
展示ブース風景

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