甲南大学体育会本部では、「発展途上国に届け 〜甲南つながるプロジェクト〜」と題し、フィリピンの寺子屋に文房具を送る取り組みを行っています。

この取り組みは、本学の学生・教職員から集めた不要になった文房具を、フィリピンで子どもたちの学習を支援している「NGO Anya′s Home」に送り、文房具が手に入れられない子どもたちに使ってもらう、というもので、体育会本部の学生が企画・運営しています。

＜企画立ち上げの背景＞

体育会本部に所属する学生がフィリピンに留学に行った際に「NGO Anya′s Home」の活動に参加させていただきました。その学生は、現地での活動を通して日本の教育環境との差を感じ、現地の子供たちのために日本の大学生が何か支援できることはないのかと考えました。

帰国後、フィリピンの教育環境や現地で感じたことを他のメンバーに話す機会がありました。フィリピンでの活動について話し合う中で、体育会本部内でも発展途上国に貢献したいという思いが強くなり、大学内で文房具を集め、フィリピンの子供たちに提供する活動を行うことになりました。

＜文房具の回収・梱包作業＞

（文房具の回収は終了いたしました）

大学内に文房具の回収箱を設置したところ、予想をはるかに上回るたくさんの文房具をご提供いただくことができました。体育会の垣根を越えて、文化会の団体やクラブに所属していない学生からも協力を得ることができました。また、甲南学園広報部や甲南大学生活協同組合をはじめとする教職員のみなさんからも協力を得ることができました。

回収した文房具については、体育会本部の学生が状態の確認等を行い、順次、梱包作業を行っています。

＜文房具の発送について＞

（クラウドファンディングの募集は終了いたしました）

体育会本部では、集めた文房具をフィリピンに送るにあたり、必要となる輸送費用をクラウドファンディングで募集しています。大学内では体育会の垣根を越えて、様々な学生・団体から協力を得ることができています。今度は、大学という枠を越えて、クラウドファンディングを通して世界中の方と繋がり、みなさんからの協力を得ることでこのプロジェクトを成功させたいと考えています。

このプロジェクトに賛同いただける方はぜひご協力をお願いします。