
甲南大学では毎年、6月上旬から約6週間にわたって日本語や日本文化について学ぶ「夏期日本語集中講座」を実施しています。本講座は1997年に開講されてから、毎年多くの留学生を受け入れており、今年度はハワイ大学やビクトリア大学、ニューヨーク州立大学バッファロー校、イリノイ大学などから15名の留学生が参加しました。
プログラム期間中をホームステイ先で過ごした彼らは、大学での日本語の授業だけにとどまらず、姫路や京都へのフィールドトリップへの参加、生け花や湊川神社参拝等日本文化に触れる体験などを通じ日本語への理解や日本文化について見識を広めることができました。
7月18日(金)には、留学生及びホストファミリーの方をお迎えして夏期日本語集中講座の修了式を執り行い、中井伊都子学長からの挨拶の後、プログラムを修了した留学生15名に対して、鵤木千加子全学共通教育センター所長より修了証が授与されるとともに、授業を担当された平井一樹特任准教授からの手作りキーホルダーの贈呈が行われました。修了式の最後には、本講座の運営を総括された谷守正寛教授からの挨拶があり、つづがなく閉式しました。
修了式終了後にはフェアウェルイベントが行われ、6週間お世話になったホストファミリーや関係者へのお礼も込めて留学生によるダンスや和太鼓演奏がされたり、ウクレレ演奏をバックに思い出を振り返るスライドショーが上映されたりし、盛り上がりました。