
2025年11月21日(金)12:30~17:00、iCommonsおよび甲友会館にて「第2回甲南大学先端研究社会実装シンポジウム ― Konan Symposium on the Implementation of Advanced Research in Society(KSIA)」が開催されました。
本学スポーツ・健康科学教育研究センターの曽我部教授が所長を務める特定プロジェクト研究所「フォール・プリベンション・リサーチ・センター」は、『世界共通の転倒予防法の開発』をテーマとしたブースを出展し、研究成果の一端を紹介しました。

当日は、高校生を含む多くの来場者がブースを訪れ、足底圧計測による転倒リスク評価の体験に高い関心を示していました。足底圧の変化から姿勢制御やバランス能力を可視化し、転倒リスクに関連する指標を理解できる体験は、参加者にとって新鮮で興味深いものとなりました。

これから迎える超高齢社会において、転倒は健康寿命の延伸や介護予防の観点から極めて重要な社会課題の一つです。今後もスポーツ・健康科学教育研究センターは、科学的根拠に基づく研究の推進と、その社会実装に向けた取り組みを継続していきます。