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2015/05/21
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【FIRST】旺文社Webサイト「大学受験パスナビ」にフロンティアサイエンス学部の研究成果が紹介されました

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旺文社のWebサイト「大学受験パスナビ」に、フロンティアサイエンス学部の研究成果が紹介されました。
これは、同学部 松井淳教授、甲元一也准教授、長濱宏治講師の研究グループが、株式会社ヤクルト本社との共同研究で、乳酸菌ラクトバチルス カゼイ シロタ株から抽出した多糖-ペプチドグリカン複合体(乳酸菌の細胞壁成分)を、ナノメートルからマイクロメートルという微小な大きさの高分子ビーズの表面(人工素材)に化学修飾した「多糖−ペプチドグリカン複合体修飾高分子粒子」(乳酸菌模倣ビーズ)を作製し、そのような人工素材にも乳酸菌のようなマクロファージに対する免疫活性化(刺激)能力が効果的に発現することを世界で初めて明らかにしたものです。
本研究では、乳酸菌の細胞壁成分である多糖-ペプチドグリカン複合体と人工素材を組み合わせたハイブリッド材料・素材の作製手法を確立しており、高分子ビーズ以外の様々な素材に対しても本技術を応用することができます。そのため、今後は、本技術を基盤として機能性食品や医薬品を含めた新しい免疫機能を活性化する素材の開発が期待されるものと考えています。
これらの研究成果は、アメリカ化学会発行の学術誌“Langmuir”誌に掲載され、2月20日付日刊工業新聞朝刊、2月28日付神戸新聞朝刊にて報道されました。

<ご参照>
旺文社Webサイト「大学受験パスナビ
2015年3月4日付本学ニュースサイト 

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