垣内隆特別研究員が2015年6月15日にチェコ共和国で開催された48th Heyrovsky DiscussionにてHeyrovsky　medal（チェコ共和国科学アカデミー）を受賞しました。
このメダルは1959年にノーベル化学賞を受賞したJ.Heyrovskyを記念したもので、垣内研究員は50人目の受賞となります。Heyrovskyは1922年に日本から訪問した志方益三氏と共同で研究・開発した「ポーラログラフィーの理論および発見」でノーベル賞を受賞しておりますが、そのおなじ電気化学の分野で３人目の受賞であることに大きな意義があります。受賞後の講演では本学自然科学研究科化学専攻の院生２名（応用物理化学研究室所属）の研究内容も紹介されました。また、機能分子化学科の学生３名は垣内隆特別研究員に助言をいただきながら、同様の課題で卒業研究を行っております。

この研究は、酸性雨・海水のpH測定等に大きく寄与することが期待できます。

チェコ共和国科学アカデミーについては、以下のサイトをご覧ください。
http://www.avcr.cz/