理工学部生物学科/統合ニューロバイオロジー研究所　太田茜 特別研究員（久原篤研究室・日本学術振興会特別研究員RPD）が、さる9月7日（月）に明治記念館において開催された日本学術振興会　平成27年度特別研究員‐ＲＰＤ研究交流会に招待され、研究発表を行いました。太田研究員は、秋篠宮妃殿下ご臨席のもと、神経生物学・分子遺伝学の分野から、「線虫の低温適応に関わる生体組織ネットワークに関する研究の成果」を発表し、発表後に妃殿下と会談いたしました。

 特別研究員RPDとは、平成18年度より日本学術振興会が実施している、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保を図るため特別研究員制度の一環です。子育て支援や学術研究分野における男女共同参画の観点から、優れた若手研究者が、出産・育児による研究中断後に円滑に研究現場に復帰できるように支援するものです。なおRPDとは、研究活動を再開（Restart）する博士取得後の研究者の意味です。

ご参照：
・久原研究室
・甲南大学理工学部
・甲南大学統合ニューロバイオロジー研究所