さる10月21日（水）、南あわじ市 若人の広場公園において、厚生労働省・文部科学省・日本遺族会の後援による、終戦70年全国戦没学徒追悼式典が開催されました。
この式典は、先の大戦において学徒出陣や学徒勤労のため動員され、戦死した20万人余の御霊を追悼し、改めて世界の恒久平和を祈念し、大戦の記憶を風化させることなく次世代へ承継するために、兵庫県が中心となって挙行されたものです。
式典には本学から長坂学長、旧制甲南高等学校同窓会幹事長　福井俊郎氏のほか約600名が参加し、厚生労働大臣、学徒出陣経験者に続き、本学自治会中央委員会の藤田信仁さん（法学部3年次）が若者世代の代表として追悼の辞を述べました。
藤田さんは「戦争が終わって７０年の今年は、過去にあった戦争について今一度、考えるきっかけになるのではないか。戦争で奪われた尊い命を無駄にしないためにも、今の世代が当時のことを知り、後世に語り継いでいかなくてはならない」と語っています。