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2015/12/10
お知らせ

【学園資料室】拾芳会紹介パネル展示について

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本学1号館1階学園史資料展示室に、「拾芳会」について、より深く知っていただくため、パネル2枚を新たに展示いたしました。是非、ご一読ください。

「拾芳会」とは、甲南学園創立者 平生釟三郎が明治45(1912)年から始めた私財を投じた育英事業であり、160名を超える方がその恩恵を受けました。

経済的理由で進学できない優秀な若者を全国から集め、国家社会に貢献できる人物となることを誓約させた上で、返済不要の学資を援助しました。平生自身が貧しかった学生時代、多くの人や国に支えられ勉学に励むことができたことが、この事業に結びついたと考えられます。

拾芳会会員のご遺族の方からいただいた寄付をもとに設けられた「平友奨学金」の誕生についても、パネルで紹介しています。平生の教育理念を受け継ぎ、社会に有為な人材として育てることを目的とし、経済的な理由で修学困難な学生・生徒に対して2014年度から給付されています。

学園史資料展示室に展示している資料は学園史資料室が所蔵している資料のごく一部です。学園史資料室では、平生釟三郎に関する資料をはじめ、旧制甲南高校時代から現在に至るまでの学園史に関わる資料を収集、保存し、閲覧その他の利用にも対応しています。

第1回拾芳大会 1918(大正7)年   中央に平生釟三郎

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