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2016/03/25
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【神戸新聞】FIBER杉本所長・遠藤講師の研究成果の記事掲載<3/19>

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このたび、先端生命工学研究所(FIBER)杉本直己所長と遠藤玉樹講師らの研究グループは、細胞内のRNAにできる四重らせん構造の位置により、がんに関わるたんぱく質の合成量に大きな差があることを発見し、3月19日付神戸新聞朝刊に掲載されました。
研究グループではDNAやRNAなどの核酸に現れる四重らせん構造などの「非標準構造」に着目し研究を進めております。従来の研究では四重らせん構造の安定性がたんぱく質の発現調整に重要だとされてきましたが、今回の研究でその構造が存在する位置の重要性を示すこととなりました。今後は、狙い通りの位置に非標準構造を作る手法の研究などを進めていく予定です。
なお、この度の研究成果は3月7日付英国科学誌Scientific Reports電子版に掲載されました。
先端生命工学研究所(FIBER)は、今後も、生命化学分野における研究開発を通じて、科学技術の振興と研究成果を通じた社会還元に寄与してまいります。 

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