冤罪が強く疑われる事件を支援するための組織「えん罪救済センター(日本版イノセンス・プロジェクト)」が、法学部 笹倉香奈教授ら国内の研究者・専門家によって活動を4月より開始し、その記事が各紙に掲載されました。
海外では、法律家のほか、様々な分野の専門家による知見を事件の検証に活かす「イノセンス・プロジェクト」が広がりつつあります。このたびの「えん罪救済センター」では法学者や心理学者、弁護士により制度設計が進められ、この4月より活動が開始されました。被告人や有罪が確定した本人やその弁護人からの依頼を受け、DNA鑑定や統計処理など科学的手法を駆使し、自白に至る過程や関係者の証言の信用性を検証します。
この記事は、2016年4月4日付産経新聞朝刊、4月7日付朝日新聞朝刊、4月25日付日本経済新聞に掲載されたほか、NHKニュースでも3月20日に放送されました。