ニュース

2016/06/20
研究助成金

【〜9月2日】トヨタ財団 2016年度研究助成プログラム「社会の新たな価値の創出をめざして」募集

  • LINEで送る

トヨタ財団 2016年度研究助成プログラム「社会の新たな価値の創出をめざして」募集http://www.toyotafound.or.jp/program/research.html

■プログラムの趣旨:「社会の新たな価値の創出をめざして」をテーマとして、2つの助成枠を設定し、「社会の新たな価値の創出」に結び付くことが期待される共同研究、または個人研究のプロジェクトを対象に助成を行います。地球規模の課題や世代を超える課題、まだ顕在化していない将来の課題など、これからの社会が対応を迫られる困難な課題に向き合うための基本的な考え方や方法論を探究する、意欲的な研究プロジェクトへの助成を行います。
■助成対象プロジェクトの想定:
1)資源・環境の制約下における持続可能な発展のための社会・経済システムの設計およびその基礎となる指標の作成。また、将来の世代に対する資源・エネルギーおよび豊かな環境の継承を考慮する世代間倫理の確立。
2)自然災害・人的災害による被害の負担の適正な分配・共有を進めるための基本的な考え方の提案。また、将来的な災害のリスクの軽減・分散を図るための方法論の開発。
3)社会的不平等・格差の解消、地域間不均衡の是正を実現する分配的正義の構想の立案。また、社会的弱者の権利を擁護し、生活を支えるコミュニティーの機能再生に向けた基本的な視座の構築。
4)文化や背景の異なる人びとが共生する新たなコミュニティーの在り方の提案およびこれらの人びとを結びつける普遍概念としての人権・平等・公正の追求。また、紛争の解決・予防、平和構築を促進するための新たな合意形成の方法論の提示。
5)文化・歴史の保全、次世代への継承を図るための新たな考え方や方法論の提示。また、将来的な社会の課題を考える手がかりとするための分か・歴史の再評価。
上記の他にも、研究の分野や方法を限定せず、野心的な目標を設定し、社会の新たな価値の創造に果敢に挑戦するプロジェクトの応募を歓迎します。
■助成概要
1)公募期間:2016年5月16日〜9月2日  企画書受付:2016年8月22日午前10時〜9月2日15時
2)助成予定総額:1億円(共同研究助成:約8,000万円、個人研究助成:約2,000万円)
3)助成額:共同研究助成:年間400万円まで/件( 2年間800万円まで)  個人研究助成:年間100万円まで/件 (2年間200万円まで)総額1億円 (応募金額および助成金支出計画の妥当性も審査対象)
参加者の人件費・生活費、所属機関のオーバーヘッド(間接経費)は助成の対象外。(外部の専門家、作業補助者への謝金の支払は可能)
4)助成金の支払:助成期間1年間の場合には2回、2年間の場合には4回に分割し、約半年毎に、助成の対象となるプロジェクトの代表者を名義人とする指定銀行口座(専用口座を準備頂きます)に支払われます。
5)委任経理:所属機関等に助成金の経理を委任されることは、原則として認めていません。諸事情によりやむをえず助成金の経理を委任される方は、「経理委任状」を作成し、財団に提出ください。
6)助成期間:2017年5月1日より1年間または2年間
7)助成の要件:・研究の分野や方法については限定しない・国籍、所属、学歴、居住地などは問わない
8)助成枠:(A)共同研究助成 (B)個人研究助成
9)助成の決定:外部有識者によって構成される選考委員会の審査を経て、2017年3月に開催予定の理事会にて決定

ニュースカテゴリ