ニュース

2016/07/07
お知らせ

【熊本地震】学生自治会より募金活動報告

  • LINEで送る

平成28年熊本地震が発生して約3ヶ月、テレビなどマスコミ関連では少しずつ熊本を取り上げることが少なくなってきました。また私たちの記憶の中からも少しずつなくなりつつあると思います。

記憶から薄れていってしまうことは悪いことではなく仕方のないことだと思います。ですが、あの東日本大震災が発生して3年ほど経った頃、「震災はまだ終わっていない」ということを耳にしました。確かに私たちにとってマスコミを通じた「情報」は主に2011年3月11日という一点の出来事ですが、被災者の方々の中では決して一点ではなく、これから続く困難のスタートの日であります。

つまり、あの日から被災者の方々にとって震災は、まだ現在進行形の問題なのです。同じく熊本でも震災から3ヶ月が経ち今でもその困難は続いています。

今回、私たち甲南大学自治会中央委員会は、被災地から遠く離れていて何ができるのかを考え、一番身近な手段である募金活動を4月20日から実施し、5月31日に一旦ピリオドを打ちました。募金活動の中で私たちは「震災について知り続けることが大事」ということに気がつきました。

被災者の方々にとって、熊本地震というものにピリオドを打つことは不可能です。もし私たちの記憶が少しずつなくなっていくものであるなら、マスコミ・ボランティア活動を通じて情報を得る。そして常に情報を更新していくことが、直接被害にあわなかった私たちができる「支援」であると思いました。

4月20日から5月31日までにお寄せいただきました義援金の総額は 242,055円 となりました。この義援金を日本赤十字社に振り込むことを皆様にご報告致します。

今回の平成28年熊本地震にあたり長坂学長先生をはじめ、学園・大学関係者の皆様、地域の皆様、そして甲南大学生の皆様に多大なるご支援をいただきました。ご協力ありがとうございました。

 
甲南大学自治会中央委員会・委員長 原田健吾
 
ニュースカテゴリ