6月30日に熊本地裁にて再審開始が認められた松橋(まつばせ)事件に関連して、法学部 笹倉香奈教授のコメントが、佐賀新聞および宮崎日日新聞に掲載されました。
松橋事件は、自白に矛盾する証拠を検察側が公判で提出しなかったことが弁護士側の証拠閲覧により明らかになり、自白の信用性に疑問があるとのことで、このたび熊本地裁は再審開始を決定しました。
笹倉教授は、検察側からの証拠開示の重要性を指摘し、「自白に合わせて証拠を作っていく検察の姿勢は問題だ。科学的な知見に基づく客観的な捜査をすべきだ。」とコメントしています。