7月17日から24日にかけてベトナム・ハノイで開催された国際生物学オリンピック2016に、生物学科／統合ニューロバイオロジー研究所で個別教育を受けた灘高等学校１年・保呂有珠暉さんが出場し、銀メダルを受賞しました。本学で個別教育を受けた前田智大さん（2012年、現・マサチューセッツ工科大学）、真田兼行さん（2013年、現・東京大学２年）、石田晴輝さん（2015年、現・東京大学１年）に続く受賞です。

保呂さん（左から２番目）と個別教育を担当した武田鋼二郎講師、後藤彩子講師、日下部岳広教授（右端）

国際生物学オリンピックは、生物学を志す優秀な生徒を集め、彼らの才能を伸ばし、将来の科学者を育てることを目的とする国際大会で、高校生など中等教育学校の生徒を対象としています。各参加者は生物学の理論問題および実験問題に取り組み、生物学への興味、創意工夫の才能、創造性、忍耐力などが評価されます。今年のベトナム大会では68の国・地域から263名が参加し、日本からは４名が参加し、国別でも５位の好成績でした。