理工学部

生物学科

  • 理工学部
  • 生物学科
  • DEPARTMENT OF BIOLOGY
  • Twitter
  • Facebook
生物学科

各研究室紹介

教員の研究室 研究室テーマ
日下部 岳広
教授

発生学研究室

脳や感覚器が作られるしくみをゲノム情報に基づいて理解する。形態進化のメカニズムの解明

今井 博之
教授

植物細胞工学研究室

植物でのスフィンゴ脂質の生理機能を解明し、スフィンゴ脂質代謝に関わる物質生産技術の開発

本多 大輔
教授
系統分類学研究室 野外から採取した微細藻類や原生動物を分類同定し、真核生物全体の進化の道筋や、生態系における役割を把握する
渡辺 洋平
教授
生理化学研究室 分子シャペロンがどのようにタンパク質の立体構造形成を助けるのか、その分子機構を探る
向 正則
教授
分子遺伝学研究室 ショウジョウバエの突然変異体を使って、生殖細胞の形成分化に必要な遺伝子の機能を解析する
久原 篤
教授
生体調節学研究室 脳と生体の環境適応の遺伝子機構を解明
武田 鋼二郎
教授
微生物学研究室 細胞のエネルギー代謝やタンパク質分解制御の分子機構を中心に解析する
後藤 彩子
准教授
細胞学研究室 女王アリの長期間にわたる精子貯蔵メカニズムとその進化を解明する。
上田 晴子
准教授
植物細胞生物学研究室 細胞内膜系や細胞骨格の動態解析から植物が環境変化に適応するしくみを探る

※【研究紹介】に掲載されているプロフィ―ルは取材時のものです

研究室紹介

久原 篤 教授
生体調節学

生命のコールドスリープも夢でない?
体が低温になれる仕組みを研究。

遠い宇宙における地球外生命の探索のための生命のコールドスリープや、iPS細胞製の人工臓器の低温長期保存といった未来のサイエンスには、生体の長期低温保存の研究が重要になってきます。わたしの研究室では、体長1mmの小さな線虫を使い、動物の低温耐性の遺伝子と生体機構の解明に向け研究を進めています。
久原 篤 教授
上田 晴子 准教授
植物細胞生物学

植物の運動のしくみを探る 〜植物の器官からミクロな細胞の中まで〜

植物をじっくり観察すると、茎や葉等の器官を運動させながら環境変化に合わせて姿勢を整えています。さらに細胞のなかでは、まるで川が流れるような高速運動が観察されます。植物細胞生物学研究室では、細胞のなかに張り巡らされた小胞体膜系やアクチン細胞骨格の振る舞いに着目して、独自の視点から植物の運動のしくみを探っています。
向 正則 教授
STUDENT VOICE
大学の研究で身につけた知識と粘り強さを生かして、
持続可能な循環型社会の実現に貢献したい。
大西 和奏さん 4年次 兵庫・兵庫県立明石北高校出身

大西 和奏さん 4年次
兵庫・兵庫県立明石北高校出身

大好きな祖母が大事にしていた庭で、さまざまな生き物や植物に触れたことがきっかけで生物に興味を持つように。持続可能な農業の実現をめざし、化学肥料の代わりに植物に栄養を与える細菌について研究しています。計画上では問題なくても、実際には上手くいかないというのが研究の常。原因を究明し、少し前に進むためには膨大な知識をインプットしなければなりません。大変な経験でしたが、粘り強さが身につきました。卒業後に働くのは産業廃棄物のリサイクルをおこなう企業。大学で身につけた知識やスキルを生かして、循環型社会の実現に貢献したいです。
1年次 ▶▶▶
生物学を英語で学ぶ授業が一番印象に残っています。自分が最も好きな生物について、英語でネイティブ教員とコミュニケーションをとることが楽しくてしかたありませんでした。
2年次 ▶▶▶
1年目で大学の学びに慣れたことで、自分の時間を捻出できるように。趣味である裁縫や、1年次の授業で好きになった英語の勉強に打ち込みました。大学生活がより充実したものになりました。
3年次 ▶▶▶
3年次実習ではさまざまな研究室に所属し、多様な分野の実験を体験。研究の奥深さに驚かされながらも、興味のある分野の研究に挑戦することを決めました。授業の無い午前中はiCommonsで英語学習に取り組みました。
4年次 ▶▶▶
3年間の大学生活で身についたのは、失敗を恐れず、何事にも挑戦してみる行動力。持続可能な農業の実現をめざす研究は苦労の連続でしたが、蓄えた知識をフル活用して前に進めることができたときの喜びは何物にも代え難いです。

関連リンク