図書館・センター・機構

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スポーツ・健康科学教育研究センターの取り組み

スポーツ・健康科学教育研究センター所属教員が関わっている授業は、基礎体育学演習、生涯スポーツ科目、広域副専攻科目です。
このうち、基礎体育学演習は通年2単位の必修科目、広域副専攻科目は選択必修、生涯スポーツ科目は選択科目です。
【年度はじめの打ち合わせ会】
スポーツ・健康科学教育研究センターでは、毎年4月の授業開始前に専任教員、職員、非常勤講師が集まり、1年間のセンターの方針や、授業実施上の注意事項などについて共通理解を得るための打ち合わせ会を行っています。 打ち合わせの際には、年間時間割表、授業の進め方、出欠・遅刻・早退の取扱い、成績評価を行う上での注意事項などについて記載した冊子を関係する全教員に配布したうえで、口頭で説明をしています。
【基礎体育学演習における工夫】
■クラス編成
基礎体育学演習においては、前期は各クラスを男女別で40〜50名程度のクラスとして、各学部とも、10クラスになるように編成します。
■合同オリエンテーション
第1回目の授業はオリエンテーションを行います。各学部、5クラスずつに分け、約1時間程度をつかって、基礎体育学演習について説明を行います。内容としては1年間の計画、出席・欠席・遅刻・早退の取り扱い、成績評価基準、受講上の注意事項などです。
■個人カードの作成
1回目のオリエンテーションの際、受講生全員の個人カードを作成します。各担当教員はこのカードに学生の出欠を記載します。カードには学部、学科、学籍番号、氏名を記載するとともに、顔写真を貼付し、担当教員が受講生の顔と名前をできるだけ早く覚えられるよう工夫しています。カードは各教員が管理し、授業終了後は鍵のかかるロッカーに保管し、個人情報の保護に努めています。
■教科書の作成
『スポーツ健康科学BOOK -「基礎体育学演習」と「生涯スポーツ」の手引き』を作成し、毎年改訂を行っています。 教科書にも、1年間の授業の流れ、受講上の注意事項などを明記しています。
■授業の進め方
前期はクラス毎に、甲南大学(岡本校地、六甲アイランド校地)の各スポーツ施設及び講義室を使って、オリエンテーション、体力テスト、各種スポーツ実技、講義を2週ずつローテーション方式で行います。これにより、単にスポーツをこなすだけではなく、自分の体力や健康についての現状を把握するとともに、様々なスポーツに触れる機会を作ります。 後期は、一つのスポーツ種目を選択して半期間通してそのスポーツ種目に取り組み、技術の向上やルールの理解を深めます。
通年の必修授業であり、多くの教員が関わる授業であるので、授業前の教員相互の意思統一は必須であると考えられます。 また、1回目のオリエンテーションで授業内容について学生に十分な説明を行うことで、出欠や評価に関するトラブルを避けることができると考えます。