
現代の日本社会は、法と政治によってかたち作られています。誰もが納得できる仕組みを政治というフィールドで作りあげ、法律という制度を通じてどうやって運用していくのかについて、法学部では学びます。
現代社会における基本的なルールを身につけ、法の精神を理解することで「社会を見るチカラ、担うチカラ、変えるチカラ」を養い、社会に貢献できる人材を育てます。
甲南大学法学部では、法学・政治学の基礎から応用・実践へと段階的に学びを深めるカリキュラムを展開しています。1年次は基礎演習や入門科目で土台を築き、2年次は基本的な専門科目や演習を通じて論理的思考力や表現力を養成します。その後は専門性を高めながら、民間企業をはじめ、国家・地方公務員、裁判所・検察事務官、中学・高校教員、法曹を目指すロースクール進学など、多様な進路に応じた学びへと発展していきます。
こうしたカリキュラムで幅広い教養と柔軟な思考力を養い、問題解決能力を育みます。
地域活性化や街づくりなど、これからの地方の時代を担う若手を育成するため、「公共人材養成プロジェクト」を行っています。養成するのは、国家公務員・地方公務員をはじめとした、法律の知識を生かして地域で活躍する人材。1年次後期から選抜制のゼミに参加して、自習スペースや各種講座の受講支援を受けながら、公務員試験・法律資格(司法書士・行政書士・社会保険労務士)の試験・法学検定試験などの各種試験の合格をめざして勉強を重ねます。同じ志をもった先輩や同学年の仲間とともに、互いに高め合いながら学んでいきます。
①アドバンスト・ゼミⅠ・Ⅱ・Ⅲ
②自治体のしくみと仕事
③法学検定試験