教育に関する方針
教育基本方針、卒業認定・学位授与の方針、教育課程編成・実施の方針、学生受入れの方針
自然科学研究科
甲南大学大学院自然科学研究科における教育基本方針
甲南大学大学院自然科学研究科は、建学の理念のもとに、自然科学分野において国際的な研究・教育活動を積極的に推進するとともに、純粋理学と応用科学の基礎から最先端までの専門的な知識と技能および高い倫理観を教授することにより、【修士課程】では「独創性豊かで優れた研究・開発能力を持つ研究者、ならびに、自然科学に関係する専門的な業務に従事するに必要な能力を持つ高度専門職業人の養成」を教育の基本方針としています。また、【博士後期課程】では「自立して優れた独創的研究・開発ができる能力を持つ研究者、ならびに、自然科学に関係する高度に専門的な業務に従事するに必要な卓越した能力を持つ高度専門職業人の養成」を教育の基本方針としています。
甲南大学大学院自然科学研究科 修了認定・学位授与の方針
甲南大学大学院は、大学院学則第1条に定める、甲南大学の教育精神に基づいて育成された一般的及び専門的教養を基盤として、学術の理論と応用を教授研究し、その深奥をきわめ、又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、人類文化の向上発展と社会福祉の増進に貢献することを目的としています。
自然科学研究科は、建学の理念のもとに、自然科学分野において国際的な研究・教育活動を積極的に推進するとともに、純粋理学と応用科学の基礎から最先端までの専門的な知識と技能及び高い倫理観を教授することにより、独創性豊かで優れた研究・開発能力を持つ研究者、並びに自然科学に関係する専門的な業務に従事するに必要な能力を持つ高度専門職業人の養成をめざしています。
その実現のために、本研究科の定める期間在学し、各専攻の教育課程編成・実施の方針に則って定めた授業科目を各専攻の定める所定の単位数以上を修得し、かつ、研究指導を受け学位論文を完成させる過程の中で、下記の能力・資質を身につけ、それらを総合的に活用し社会生活に貢献できる人材を養成することを教育目標としています。
【修士課程】
- 自然科学分野の幅広い知識と専攻分野における専門的な知識を有しています。
- 独創性豊かで優れた研究・開発能力を有しています。
- 専門的な業務に従事するに必要な能力を有し、高い倫理観を備えています。
【博士後期課程】
- 専攻分野における専門的な深い知識を有しています。
- 自立して優れた独創的研究・開発ができる能力を有しています。
- 自然科学に関係する高度に専門的な業務に従事するに必要な卓越した能力を身につけ高い倫理観を備えています。
甲南大学大学院自然科学研究科 教育課程編成・実施の方針
甲南大学大学院自然科学研究科は、修了認定・学位授与の方針に掲げる能力・資質等を修得させるために、授業科目と研究指導を体系的に編成し、自然科学に関する研究活動に基づいたアクティブ・ラーニングを展開します。また、修了認定・学位授与の方針と各科目の関係性及び到達目標を示すカリキュラムマップ、カリキュラムの体系性・系統性を示すカリキュラムツリーを提示し、カリキュラムの構造をわかりやすく明示します。
カリキュラムは、到達目標に定める学生の知識・能力の修得状況を検証することにより、組織的かつ定期的に見直し・改善を行います。
教育内容、教育方法、評価については以下のように定めます。
【修士課程】
1)教育内容
- 自然科学分野の幅広い知識と専攻分野における専門的な知識を習得できる教育課程を体系的に配置します。
- 研究者又は高度専門職業人として必要な高い倫理観を涵養する科目を配置します。
- 専門分野について、研究者又は高度専門職業人として独創性豊かで優れた研究・開発ができる能力を涵養する科目を配置します。
- 自然科学に関係する専門的な業務に従事するために必要な能力を習得するための教育課程を編成・実施します。
- 修士の学位授与に導くため、組織的な研究指導体制のもとで、学位論文審査を行います。
2)教育方法
- 修士課程の教育は、1)に掲げた教育内容を、授業及び研究指導によって行います。
- 授業は、講義、演習、実験若しくは実習のいずれかにより又はこれらの併用により実施します。
- 研究指導は研究のPDCAサイクル(plan-do-check-act cycle)を意識し、研究に関する議論、論文講読、輪講、理論計算又は実験、理論計算又は実験結果の解析及び考察、研究成果発表、修士論文作成、修士論文発表会等により実施します。
3)評価
- 単位の認定については、大学院学則第9条に基づき、筆記試験、口述試験、報告等及び各科目のシラバスに定める方法によって学期末又は学年末に評価します
。
- 修士論文の審査及び最終試験は、各専攻の定める審査基準に示された方法により行い、その結果に基づき合否を判定します。
【博士後期課程】
1)教育内容
- 専攻分野における専門的な深い知識を身につけるための教育課程を体系的に配置します。
- 専門分野について、研究者として自立して優れた独創的研究・開発ができる能力を涵養する科目を配置します。
- 自然科学に関係する高度に専門的な業務に従事するに必要な卓越した能力と倫理観を涵養する科目を配置します。
- 博士の学位授与に導くため、組織的な研究指導体制のもとで、学位論文審査を行います。
2)教育方法
- 博士後期課程の教育は、1)に掲げた教育内容を、授業及び研究指導によって行います。
- 授業は、講義、演習、実験若しくは実習のいずれかにより又はこれらの併用により実施します。
- 研究指導は研究のPDCAサイクル(plan-do-check-act cycle)を意識し、研究に関する議論、論文講読、輪講、理論計算又は実験、理論計算又は実験結果の解析及び考察、学会・論文等での研究成果発表、博士論文作成、博士論文公聴会等により実施します。
3)評価
- 単位の認定については、大学院学則第9条に基づき、筆記試験、口述試験、報告等及び各科目のシラバスに定める方法によって学期末又は学年末に評価します。
- 博士論文の審査及び最終試験は、各専攻の定める審査基準に示された方法により行い、その結果に基づき合否を判定します。
甲南大学大学院自然科学研究科 学生受入れの方針
【修士課程】
自然科学研究科は、自然科学分野の専門的な知識と技能を修得し、独創性豊かで優れた研究・開発能力をもつ研究者、並びに自然科学に関係する専門的な業務に従事するに必要な能力をもつ高度専門職業人を養成するために下記の能力・資質・意欲をもつ学生を求めます。
- 自然科学分野の幅広い知識と専攻分野における専門的な知識を修得するため、大学または相当する教育機関において専攻分野に関する基礎的な学力を身につけている。
- 自然科学分野における独創性豊かで優れた研究・開発能力を意欲的に身につけることができる。
- 自然科学に関係する専門的な業務に従事するに必要な能力と高い倫理観を身につけ、社会に貢献する意欲をもっている。
【博士後期課程】
自然科学研究科は、自然科学分野の専門的な知識と技能を修得し、自立して優れた独創的研究・開発ができる能力をもつ研究者、並びに自然科学に関係する高度に専門的な業務に従事するに必要な卓越した能力をもつ高度専門職業人を養成するために下記の能力・資質・意欲をもつ学生を求めます。
- 専攻分野における専門的な深く高度な知識を修得するため、自然科学分野の幅広い知識と大学院修士課程または相当する研究機関において修士課程修了に相当する十分な基礎的および専門的な学力を身につけている。
- 優れた独創的研究・開発を自立して行うことができる研究者になるため高度な専門的知識や技術を、主体性をもって意欲的に身につけることができる。
- 自然科学に関係する高度に専門的な業務に従事するに必要な卓越した能力と高い倫理観を身につけ、社会に貢献する強い意志をもっている。
<各専攻の学生受入れの方針>
大学院における教育に関する方針、カリキュラムマップ、カリキュラムツリー