特別研究員の高垣菜式さん が、ロレアル・ユネスコ女性科学者 日本奨励賞を受賞し、9月26日付神戸新聞朝刊にて紹介されました。高垣さんの研究「ヒトと線虫に共通したメカノ受容体DEGによる温度受容」が生命科学分野で評価されての受賞です。

本賞は、ロレアルグループとユネスコが世界規模で展開する女性科学者を支援する理念を継承し、将来を担う若手女性研究者が研究を継続できるよう奨励するものです。歴代の受賞者は国内外で多様なキャリアを切り拓いて活躍しています。甲南大学からは2年連続の受賞となりました。生命科学分野で、私立大学からの2年連続の受賞は全国で甲南大学が初となります。

記事では、高垣さんが大学4年次生から大学院の計6年間にわたり研究した成果が受賞に結びついたことや、この発見が過敏症やアレルギーの治療薬を見つける糸口となりうるとみていることを紹介。高垣さんは「自信を持つことができた。今後も研究を継続し、発展させていきたい」と語っています。

2020年9月26日付神戸新聞朝刊（転載許諾済）

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なお、授賞式は例年フランス大使公邸(東京都港区)にて執り行われますが、今回は2021年に同所で執り行われる予定です。

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