
大学院自然科学研究科/統合ニューロバイオロジー研究所 本村晴佳さん(博士後期課程/学振特別研究員DC)と理工学部生物学科の太田茜特任研究講師、久原篤教授らがプレスリリース「温度への慣れに関わる脳・腸連関」と記者会見を行い、新聞やWEBニュース等で紹介されました。
研究グループは、温度に慣れる仕組みを解き明かすために線虫の温度適応を解析し、ヒトの記憶に関わる遺伝子が線虫にあり、それが線虫の温度適応に関わっていることを突き止め、沢山のニューロンの中から温度適応に関わる神経回路を発見しました。
人間は急な温度変化や酷暑や極寒に対応しきれない場合に、熱中症や低体温症などを発症します、線虫からヒトまで共通する生体の仕組みは多いため、今回発見した脳・腸連関の新しい仕組みが高等動物の温度への慣れの理解に繋がることが期待されます。
○ 環境情報メディア 環境展望台(2022年8月9日付)
高等動物共通のメカニズムか?寒暖の記憶(脳)が脂肪量(腸)を変える!>>>
○科学新聞6面(9月16日付)
関連リンク
○理工学部生物学科>>>
○統合ニューロバイオロジー研究所>>>
○生体調節学 久原研究室>>>