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歴史文化学科

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  • DEPARTMENT OF HISTORY AND CULTURE
歴史文化学科

歴史学・地理学・民俗学の研究手法を駆使し、日本と世界の歴史文化を横断的に探究。
学生は幅広い視野を身につけながら、各自の関心に沿って専門的な学びを実践していきます。

学科の特色

What to
何を学ぶ?
歴史の縦軸と地域・文化の横軸を
交差させ、日本や世界の歴史文化を立体的に学修。
時代やエリアに捉われず、自由な探究心を広げられるのが歴史文化学科の魅力。
何を学ぶ?
How to
どう学ぶ?
確かな根拠に基づいて
事実を探求し、自分の言葉で伝え、
他者と対話できるようになります。
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特徴的な学び・取り組み

01鋭い観察眼を養い、知的探究活動を継続して実践する「演習」

少人数教育を実施し、教員と学生が共に学ぶ場となっています。学生が主体的に取り組むことができる環境で、4年間を通じて思いどおりの学びが実現できます。
鋭い観察眼を養い、知的探究活動を継続して実践する「演習」

02専門教育に根差した、「教職課程」「博物館学芸員養成課程」

中学・高校の教員資格と博物館学芸員資格の取得が可能。学科での専門的な学びをベースとして、各分野で実戦力を備えた人物を輩出しています。
専門教育に根差した、「教職課程」「博物館学芸員養成課程」

これが甲南の歴史文化学科

鳴海 邦匡 教授
「歴らぼ」(歴史文化らぼ)は、歴史や文化に
関わることを、学生主体で実践的に学ぶ場です。
鳴海 邦匡 教授
私たちの学科では「資料」や「現場」に基づき考えることを大切にしています。その工夫は専門科目の内容によく表れています。それを自主的に進めて欲しいと設けたのが「歴らぼ」で、活動を始めて10年が過ぎました。今後も学生により良い場であればと思います。

こんな分野の学びも

主な研究分野
● 日本史 ● 中国史 ● イスラーム史
● 西洋史 ● 社会史 ● 文化史
● ジェンダー史 ● 感情史 ● 環境史
● グローバル・ヒストリー 
● 歴史地理学 ● 人文地理学 ● 地誌
● 比較文化 ● 民俗学 ● 地域文化
● 世界遺産 ● 博物館学

POLICY 歴史文化学科で身につく力

  • 1

  • 自ら率先して社会に貢献し、社会人に求められる責任感と倫理観を意識するとともに、
    自らを律し、他者と協調・協働する力。

  • 2

  • 天賦の特性を自ら伸ばして活用する意志と能力。

  • 3

  • 人文科学・自然科学・社会科学に関する基礎的教養、自己の能力・資質を社会生活で
    活用し得る基本的な技能及び自己の健康増進に関する技能。

  • 4

  • 自文化と異文化への理解に裏付けられた、世界に通用する国際教養力。

  • 5

  • 歴史学、地理学・民俗学の諸分野に関する基礎的で領域横断的な知識と常識。

  • 6

  • 自らの考えを適切な手段によって表現し、他者に伝える力。

  • 7

  • 的確な問いをたてて、時代性・地域性をふまえて問題解決を図る意志と能力。

文学部 歴史文化学科 4年次 山城 文乃さん 兵庫県立北須磨高等学校出身
甲南でしかできない経験が知識を広げ、
ずっと学びたいと思える学びに出会うことができた。
たくさんの知見を得られる貴重な機会に何度も恵まれた4年間でした。
身近に資料があり、本物も見て、触れることができたのは甲南大学だからこそだと思います。
ペルシア語は卒業後も学び続けたいと思っており、そんな学びに出会えたのが自分の中で一番の出来事です。
文学部 歴史文化学科 4年次
山城 文乃さん
兵庫県立北須磨高等学校出身
歴史文化学
専門教育
博物館学芸員養成課程

学科で学んだ証が欲しくて資格に挑戦。博物館に収蔵されている資料に触れることができ、その扱い方を身につけることができた。また、展示の仕方や来館者に興味をもってもらうための工夫に気付くことができた。

専門教育
西洋社会史

現代フランス歴史学のアナール学派における研究史と方法論について学ぶ。歴史を社会、人間集団全体に注目して考える視点をもつことができた。

専門教育
卒業研究

西アジアが専門のゼミに所属して、卒業研究はイランのアジールという駆け込み寺のようなエリアに注目して研究。日本語や英語だけでなくペルシア語の文献・史料も取り扱うので、「歴らぼ」の活動で身につけたペルシア語の知識が存分に生かされている。

私を彩った教育
全学共通教育
フランス語

お菓子づくりが好きで、フランス生まれのお菓子が多いことから語学に興味をもつ。文法や発音は難しかったが、楽しく学ぶことができた。

正課外教育
歴らぼ(言語班)

言語班ではトルコ語、中国語、アラビア語などを学ぶことができる。私はペルシア語の文字、基本的な文法や単語を学び、簡単な文章を読む活動に取り組んだことで、文献や資料が読めるようになった。

正課外教育
白鶴プロジェクト

白鶴美術館の学芸員の方といっしょに、ワークショップを開催。ワークショップを実施する際には、美術品の制作や修復をされる職人さんにお会いして、使用する道具やその技術を目の前で見られたのが良かった。

4年間のステップアップ

1年次
西洋史、アジア史、民俗学といった入門の授業をメインに学ぶことで、興味の幅を広げる。先生の話が面白く、様々な疑問がとけた。
2年次
東アジアが専門の先生のもと、演習を履修。グループワークでは神戸の華僑をテーマに、過去の歴史と現代を照らし合わせて学ぶ取り組みを行う。
3年次
西アジア専門のゼミに所属して、研究のテーマであるイランに出会い、研究をはじめる。並行して「歴らぼ」やフィールドワークにも取り組む。
4年次
卒業研究に取り組みながら、それまでは履修していなかった人文地理や文化地理学といった、地理に関する科目も学ぶ。

教員免許と各種の資格

学部の専門性に応じ、必要な科目を履修することで、在学中にめざせる資格はさまざま。教員をめざす学生には教職教育センター、学校ボランティア・インターンシップの紹介や、教員採用試験対策プログラムなどを用意して、手厚くサポートしています。希望者には小学校の教員免許取得プログラムもあります。
教員免許(中学) 中学校教諭一種免許
(社会)
教員免許(高校) 高等学校教諭一種免許
(地理歴史)
資格 博物館学芸員

その他 司書
司書教諭

関連リンク