フロンティア
サイエンス学部
生命化学科
FRONTIERS OF INNOVATIVE RESEARCH IN
SCIENCE AND TECHNOLOGY (FIRST)
サイエンス学部
フロンティアサイエンス学部(FIRST)では、化学と生物学(生命)を融合した新しい学問領域「生命化学」を学ぶことができます。生命化学を学ぶと、化学の視点から生物学を、また生物学の視点から化学を捉えられる理系人になることができます。さらに、柔軟な考えや視点を培うことで、これまでの理系人の枠を大きく超え、誰にもない個性をもつ新世代の研究者になることができます。生命化学を中心に据え、未知なる現象を解明し、新しいモノや技術を創出し、社会を変える新世代理系人を育てることがフロンティアサイエンス学部の使命です。
甲南大学フロンティアサイエンス学部では、1年次から専門的な実験に取り組む実践的なカリキュラムを採用。定性・定量分析や顕微鏡の扱いなど基礎技術を、遺伝子組み換えなどの実験を通じて習得します。1年次は週1日、2年次は週2日、段階的に実験力を高め、研究に必要な技術を着実に身につけます。
神戸医療産業都市の中心地「神戸ポートアイランド」には、理化学研究所、先端医療センターのような公的研究機関や大学、医療や健康にかかわる企業が350社を超えて集まっています。この立地条件を最大限に生かした実践的な教育・研究活動が“アイランドシップ連携”。企業での研究を実体験できる「ナノバイオコンビニエントプラン」、研究者同士で討論する「産学連携サロン」、島内企業・研究機関の見学や共同研究など、ここでしかできない体験を積み重ねることができます。
研究に特化した産学連携型の就業体験として「ナノバイオコンビニエントプラン」を実施。企業や公的研究機関での就業体験や、共同研究などが可能です。
理系の素養をもって文系の分野でも活躍できる人材を育成し、多様な進路選択に対応するために、3年次に希望者は文理融合型の学際科学コースを選択することが可能です。1・2年次で学んだ生物学・化学の基礎知識や実験スキルをベースにしながら、社会学、システム論、マーケティングや公共政策なども受講します。卒業後に産学連携におけるコーディネーターや金融業、卸売業などのビジネス分野、公務員、起業などに挑戦していけるよう、社会で活躍するフィールドを広げる学びに取り組みます。
研究者・技術者として理系の専門知識を究める先進科学コースか、文理を融合した学際科学コースのどちらかを、3年次に選択することができます。