理工学部

環境・エネルギー工学科

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  • 環境・エネルギー工学科(2026年度設置構想中)
  • ENVIROMENT AND ENERGYENGINEERING
環境・エネルギー工学科(2026年度設置構想中)

マテリアルサイエンスを通して、次世代につなぐグリーン社会の実現に貢献する人材・技術者を育成します。
※設置構想中(設置計画は予定であり、内容が変更となる可能性があります。)

学科の特色

What to
何を学ぶ?
化学、物理学、地学をカバーする横断型カリキュラム、およびエネルギー・資源・環境に関する先端研究を通して、分野の垣根を超えた実践力を身につける。
何を学ぶ?
How to
どう学ぶ?

材料を「つくる」、「はかる」、「つかう」、「考える」の4本柱の教育を基礎(1年次)、応用(2年次)、発展(3、4年次)科目へと展開。

どう学ぶ?

特徴的な学び・取り組み

01材料を「つかう」ことに特化した、本学独自の環境・エネルギー系科目

環境・エネルギー分野における問題意識をもち、最先端研究に取り組める人物を養成。また、それに必要な素養を深める科目を、専門科目、実験科目とは別に設定し、材料を「つかう」実践力を育みます。
特徴的な学び・取り組みタイトル

02異分野融合の実践的学び:課題解決型[PBL(Project Based Learning)]科目

企業と連携したPBL科目を設定。身につけた知識・経験をいかに課題解決に活用できるかを学ぶことで、座学とは異なる発見を促します。

これが甲南の環境・エネルギー工学科

My Study -学生生活を彩る学び-

石山 遥希さん 理工学部 機能分子化学科※ 4年次 神戸甲北高等学校出身
※2026年度より環境・エネルギー工学科。学年、所属などの情報はすべて取材時のものです。
「環境にやさしい材料づくり」を目指す研究室。難題を乗り越え、サイエンスの奥深さに魅了される。
石山 遥希さん
表面界面物理化学研究室に所属し、主にPCシミュレーションを使って、環境にやさしい電池についての研究をしています。材料化学を深く学ぶ上で、物理や数学など他分野の学びも重要です。難解なテーマもありますが、理解できたときの達成感はひとしお。その感動がモチベーションにつながります。何事も「まずはやってみよう」と前向きに考えられるようになりました。

カーボンニュートラルに貢献するエネルギー変換材料の開発研究

融合・触発する4分野の研究で大きな成果へ

カーボンニュートラルに貢献するエネルギー変換材料の開発研究

町田 信也教授
高い安全性と大きなエネルギー密度を実現する全固体電池材料

有機溶媒を含む現状のリチウムイオン二次電池を、燃えず、高容量で、急速充電できる溶媒フリーの全固体に転換する。

山本 雅博教授
エネルギー材料設計のための計算科学・量子化学

全固体電池、有機太陽電池材料、光触媒材料の構造安定性、電子状態、キャリア・イオン伝導機構を計算科学で解き明かす。

池田 茂教授
光反応を利用した水分解による高効率な水素発生触媒材料

太陽光を利用して、次世代エネルギーとして注目される水素を効率よく水から取り出すことができる光触媒を開発する。

木本 篤志教授
有機半導体を用いた計量・フレキシブルな次世代太陽電池材料

有機材料が有する分子設計の多様性や塗布性を生かして新しい塗布型エネルギー変換素子の実現を目指す。

こんな分野の学びも

研究分野
● 次世代バッテリー ● 水素エネルギー ● 環境の変遷 ● 環境の測定・評価 ● 先進の太陽電池 ● 資源リサイクル ● 未利用資源の有効活用

POLICY 環境・エネルギー工学科で身につく力

  • 1

  • 【人物教育】社会人に求められる責任感と倫理観を意識し、自己管理能力と協調性を有しています。

  • 2

  • 【人物教育】天賦の特性を自ら伸ばして活用する意志と能力を有しています。

  • 3

  • 【広い教養】人文科学・自然科学・社会科学に関する基礎的教養、自己の能力・資質を社会生活で活用し得る基本的な技能及び自己の健康増進に関する技能を有しています。

  • 4

  • 【専門・知識】化学、物理学ならびに地学の基礎知識を修得し、環境・エネルギー工学に関連した専門知識を有しています。

  • 5

  • 【専門・コミュニケーション能力】自己の考えを論理的に まとめ、相手にわかりやすく伝えるコミュニケーション能力及びプレゼンテーション能力を有しています。

  • 6

  • 【集大成・課題解決】自立的かつ論理的な思考に基づいて問題を発見し、情報の整理・分析を行い問題を解決する能力を有しています。

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