
化学専攻は、1964年に現理工学部機能分子化学科を母体として開設された研究課程で、精深な学識と研究能力を養います。現在、教員12名12分野において、現代社会の動向に即した独創的かつ先駆的研究を展開しています。
本専攻では設立以来、多くの修士課程修了者(理学)を輩出してきました。その多くは、研究活動で身につけた能力を生かし、課程修了と同時に関連大企業の研究・技術職として就職しています。最近では、ベンチャー企業への就職も増えてきており、また、さらなる精深な学識と研究能力を身につけた研究者の道へと歩むべく、生命・機能科学専攻(博士後期課程)に進学する人もいます。
◆環境資源系分野として有機材料化学、有機合成化学、有機固体化学、環境分析・計測化学、固体構造化学、表面・界面物理化学の6分野、エネルギー科学系分野として光エネルギー変換材料化学、機能設計・解析化学、構造有機化学、無機固体化学、界面・コロイド化学、生体材料創成学の6分野の2系12分野を設けており、基礎から応用までの幅広い分野をカバーし、高度の研究を通して大学院生の教育を行っています。
◆産・官・学が協力した、現代社会の動向に即した独創的かつ先駆的研究が展開されています。
◆研究活動の成果は、日本化学会をはじめ、各種の専門学会で発表されることが期待されています。
◆本専攻では、高分解能NMR、ESRをはじめ、レーザー顕微ラマン分光装置、パルスレーザー・ストップトフロー時間分解分光測定装置、粒子径・ゼータ電位・分子量測定システムなどのトップレベルの研究設備を整えており、充実した研究環境のもとで専門性を磨くことが可能です。
専門科目 | 必修 | 授業科目 | 単位数 | 所要の単位 |
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専門科目 | 必修 | 化学研究演習1 | 3 | ・必修科目18単位 ・基礎科目の選択必修科目6単位以上 ・専門科目の選択必修科目6単位以上(計30単位以上を修得) |
化学研究演習2 | 3 | |||
化学研究実験 | 12 | |||
選択必修 | 物理化学特論Ⅱ | 2 | ||
無機化学特論Ⅱ | 2 | |||
有機化学特論Ⅱ | 2 | |||
分析化学特論Ⅱ | 2 | |||
高分子化学特論Ⅱ | 2 | |||
材料化学特論Ⅱ | 2 | |||
化学特殊講義1 | 1 | |||
化学特殊講義2 | 1 | |||
化学特殊講義3 | 1 | |||
化学特殊講義4 | 1 | |||
基礎科目 | 物理化学特論Ⅰ | 2 | ||
無機化学特論Ⅰ | 2 | |||
有機化学特論Ⅰ | 2 | |||
分析化学特論Ⅰ | 2 | |||
高分子化学特論Ⅰ | 2 | |||
材料化学特論Ⅰ | 2 | |||
科学技術英語 | 2 | |||
共通科目 | 選択 | 知的財産法1 | 2 | |
知的財産法2 | 2 |