
経済学専攻では、次の3つのコースが開設されています。
教育者や研究者を志す方々が高度な学術研究を追究することを目的としたコースです。本コースは、学部時代に関心を持ったテーマをさらに深く追究したい方や、より高い専門性を身につけて専門的職業へとキャリアを進めたい方、さらには社会科・公民科の中学校・高等学校の専修免許状取得を目指す方に最適です。また大学院科目等履修生制度や聴講生制度を活用できるため、学部生や社会人など多様な立場の方が柔軟に学びを深めることが可能です。さらに、大学院1年修了コースの新設により、学部・大学院の架け橋となる教育プログラムを提供し、修了後の進路選択やキャリア形成を後押ししています。
税理士や税務関係の職業を志望する人を対象としたコースです。このコースでは所得税法、法人税法の税理関連の仕事に必須の基礎研究からはじまり、判例研究を中心とした演習指導、さらには税理士試験科目免除申請のためには必須となる修士論文作成へと、系統的かつ段階的・実践的な教育・指導が行われます。しかも、教員は現場の税務に携わるプロの現役税理士から構成されており、当コース出身者による税理士試験科目免除申請が全て受理(2003年から2023年までの21年間)されている等、めざましい実績をあげています。
大学院で学び直したい社会人のために、社会人コースを「夜間・土曜日開講」制にして募集しています(ただし、税理コースは対象外です)。本学大学院の社会人コースでは、修士論文ではなく課題研究(テーマに沿った調査・分析レポート)により修士号が取得できるように設計されており、ミクロ・マクロ経済学、計量経済学、歴史といった経済学の基礎的分野から財政・金融・国際経済などの応用分野、さらには医療・社会保障・都市地域経済などの最先端分野の調査・研究ができる体制となっています。キャリアアップを考えている方、リタイヤを控え、第二の人生の一環として研究の道を考えている方、一度本学の経済学専攻・社会人コースの門をたたいてみませんか?