
コンピテンシーとは、社会で力を発揮して活躍する人に共通する行動特性のこと。
知識や技能とは違い、主体的行動力や他者との協調性、統率力などがそれにあたります。
甲南大生のコンピテンシーは、1年次と3年次に実施する「ジェネリックスキルテスト」によって、具体的な能力ごとに細かく数値化されています。CUBE生の数値は中でも対人基礎力(親和力・共同力•統率力)や対白己基礎力(感情制御力•自信総出力•行動持続力)が、他学部生に比べて極めて高いレベルにあり、それはCUBE生の大きな特長であると言えます。
日々繰り返される学年を超えたメンバーとのディスカッション、何度も経験するプレゼンテーション、現実社会の中で学ぶ国内外でのフィールドワーク、留学や実践型の英語の授業などによって、CUBE生は学びの中でもコンピテンシーの能力を向上させています。企業の採用手法の一つとしてコンピテンシー採用も一般的になりつつあり、CUBE生の能力は就職活動においても評価されています。
総合商社の財務部門に所属し、現在は東京本社にて企業価値向上にむけた資本政策や株主還元策を立案・実行する業務に従事しています。マネジメント創造学部の授業では、プレゼンテーションやディスカッションを行う機会が多くありました。また、ニューヨーク州立大学バッファロー校へ留学した際も、グループで企業の経営戦略を分析し、プレゼンテーションを行う授業を履修するなど、4年間で「自ら思考し、発信するチカラ」を身に付けました。甲南大学で養った「論理的思考力・発信力」を土台として、将来は財務面から会社の更なる成長を後押しできる人材を目指していきたいです。
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