
※テーマは一例であり、年度ごとに変更の可能性があります。
阪急阪神百貨店とのコラボレーションで、大阪・関西万博をきっかけに来日する外国人観光客に、日本の魅力を体感してもらうアイデアを考案。6チームそれぞれに、タイやインドネシアなど、担当するターゲットが決まっています。万博に携わるさまざまなゲストの講演を聞いたり、独自調査を実施したりして、ターゲットのニーズや困りごとを深く掘り下げました。また、企画の実施場所や、万博会場に近い大阪府庁咲洲庁舎に足を運んで、リアルに顧客体験をイメージしながら企画を練り上げました。特に苦労したのは宗教上の制限と、ビジネス性の確保でしたが、社員の方から何度もフィードバックを受けながら、「『スマホ』では見られない自然観光ツアー」「バーチャル書道の体験イベント」などのアイデアが生み出されました。いくつかのアイデアは、CUBE生も参画する形で具現化します。
学生一人ひとりがアフリカの一か国を担当し、経済成長と格差、貿易とグローバル化、紛争と移民、金融とデジタル化などの側面から、国際機関のデータを用いて現状を把握。その後、興味をもったテーマでグループを作り、日本の政府や企業が援助や投資を通して、アフリカ諸国とどのような共存共栄ができるかを検討します。データから問題点を浮き彫りにし、実態を知る専門家から考えが正しいのかを確認してもらう中で、多面的なものの見方を身につけていきます。
ケニアで日本人初となるプロサッカー選手とケニアで農業体験をした日本の大学生の2人が現地から中継。授業で調べたデータと同じ事実(所得の低さ)だけでなく、異なる事実(農業技術の想定外の高さ)もあると教えてくれました。
西アフリカのベナンから来日し農業用ロボット開発を夢見て甲南大学に進学予定のMiganさん。農業・教育・インフラなど問題点を教わりました。たとえ素晴らしい課題解決案でも、国の優先課題かどうかで決まる。問題は複雑だと学びました。
実際に地方自治体の担当者から困りごと・課題を聞き、その解決策を学生の視点から政策提言にまとめて発表しています。調査は文献やネットでの情報収集だけでなく、必ず現地でのフィールドワークを行うようにしています。他大学も参加する政策提言発表会に参加することもあれば、甲南大学の他学部も出場するプロジェクトで発表することもあります。加古川市のものづくり企業の課題解決、豊中市南部地域の課題発見・解決、たつの市の地域創生など、多様な課題に取り組んでいます。
ワンちゃんが主役のイベント・マルシェが集まる「ドッグフェス」主催企業からの課題提供。飼い主同士のつながりを作る方策を研究しました。実際にドッグフェスの企画運営に参加し、現地では来場者と出店者にアンケート調査を実施しました。
加古川市農林水産課から課題を伺い、農業振興を研究。トマト農家や営農組合にヒアリングを重ね「加古川野菜の認知向上」を岡田市長に提言。その後、学生が自主的に大学祭や地域マルシェに加古川産品の試食店を出展。行動力に驚かされました。